こんにちは!potamikanです。
今回ご紹介するギアは、”Nashville Pack Tiempo Pack”
また新たなULブランドが攻めてきました!
後続ブランドだからこそ出来る、様々なULブランドからインスパイアされたギミックが豊富で便利さ間違いなしのバックパックです。
パランテのブームは終わりや!
- このバックパックの購入を考えている人
- ファストハイクに使用するバックパックを探している人
- 日帰り用サイズのバックパックを探している人
もくじ
スペック
重量 | 約300g |
素材 | 10D ロビックナイロン |
容量 | Max 17L |
※このバックパックの詳しい内容は Nashville Pack公式 から
現在、アメリカで非常に人気のあるブランド ”ナッシュビルパック”
今回は小さいベスト型のティエンポパック。ランニングパックのように山の中で軽快に行動できるバックパックとなっています!
ちょっと珍しいのが、バックパックとショルダーストラップ・その他付属品(ヒップベルトなど)が別々での販売になっています。
ショルダーストラップと付属品を購入して置けば、次回は同メーカーのバックパックのみ購入することで使いまわせるという利点があります。
ショルダーストラップには3つのコードが付いています。ザック側に通せるループが5つあるので、その人の肩幅に合わせて取り付けることができます。
わさび
余分な部分はハサミで切って、バーナーで炙ればOK!
ショルダーストラップの下部もザックから出ているコードを通すだけ!
取り付け取り外しは容易にできます。
ストラップに付いているベルト類はループに引っ掛けてあるので、それぞれ自分の丁度いい場所に位置を変えることができます。
ポケットが多く、ショルダーストラップに6つ。
フロントポケットが大きく1つ。バンジーコードもあるので外付けも可能!
ボトムポケットはユニーク。左側は上に開いていて、右側は横に開いています。
ストレッチが効く素材で、行動食などの収納に適しています!
ULザックらしく一気室型で開口部の中心にスナップボタン。両端にバックルが付いています。
トップとサイドにコンプレッションベルトがあります。
そのため、いろいろな形状でザックを圧縮することが可能。
わさび
気分で変えるのもあり!
ナッシュビルパックのロゴ。かわいい!
いいところ
今までにないショルダーストラップの快適さ!
凄く平べったいショルダーストラップですが、非常に体へのフィット感を得られます。
体に当たる面はメッシュになっていて、長時間の山行でも疲れにくく重量の分散をしっかりしてくれる作りになっています!
その秘密は、「ベルト位置の微調整が出来る点」と「ザックとショルダーストラップのつなぎ目」
ベルト位置を可変できるというのは今までなかったと思います。自分の楽な位置に変えれるようになり、よりフィット感が強くなります。
そしてザックとショルダーストラップのつなぎ目。
1つに対して3つのコードで繋がっていて、前述した通り5つのループから通していきます。これにより自分の肩幅に合わせたショルダーストラップの位置を作ることが可能。
また、特筆する点は3つのコードがそれぞれバラバラに動くので肩にしっかり沿うようにフィットするということです!
聞こえが悪いですが”まとわりつく”ように背負うことが出来ます(笑)
このザックの初卸しの時は本当に感動しました。。。個人的に”パランテ ジョーイ“越えです。
わさび
このショルダーストラップは、ブランドの特徴で最大の強みやで!
他ブランドの良いとこ取りな機能豊富!
後続ブランドということもあり、様々なブランドの良いところを組み込んでいます。
ショルダーストラップのつなぎ目は、OGAWAND Acperienceのような感じ。
ボトムポケットや開口部は、PA’LANTEっぽく、サイドのコンプレッションはハイパーライトマウンテンギアのよう。
便利な機能を集めたら、そりゃめちゃくちゃ便利になります。
しかし小型ザックということで、いろいろ機能を付けすぎていないところも絶妙。
後続の強みですね!
外付け豊富!
このバックパックは、容量17Lと小型サイズですが外付けが豊富なため、思った以上に荷物を詰め込むことが出来ます!
まず、ショルダーストラップに6つのポケットがあります。
肩の部分のポケットが思ったより使いやすく、ヘッドライトや山財布などの収納に良いです!
今までのULザックのなかでは、一番多いポケット数ではないでしょうか?
フロントポケットもそこそこに大きく、レインウェアやウインドシェル等はなんなく収納可能。
バンジーコードもあるので、そこにも外付けできます。
ボトムポケットも背負った状態でアクセス出来るので、行動食を入れると便利です。
サイドポケットがないので、トレッキングポールは写真のように収納するといい感じですよ!
このように、外付けがとても豊富です。背負った状態でもアクセスできるポケットが多く、いちいちザックを下ろさなくても良くなります。
わさび
外付けするのが楽しくなりそうや~
ファスト山行にいいサイズ!
サイズが17Lの小型ザックですが外付け可能なので、日帰りだけでなくオーバーナイトハイクや超ULな1泊2日山行にも使用できるサイズ感。
ショルダーもベスト型になっていて体への追従性が高く、アクティブな動きにも干渉せず背負い続けることができます!
また、背負いながらでもアクセス出来るポケットの数がとても多いので、現代流行りの登山スタイルである”ファストハイク”にミートしたバックパックだなと思いました。
背負った見た目
僕の体格は、174㎝/64㎏ と標準体型です。
ショルダーストラップについては、ランニングパックのように使用したかったのでワンサイズ下げて 「16″」 を選びました。※僕の体格だと「17″」がベストサイズとなっております。
これによりハイポジションで背負うことが可能になり、よりアクティブに動きやすいザックとなりました!
スターナムベルトも余裕のある長さですので、ワンサイズ程度の差であれば全く窮屈感もない背負い心地。
見た目も非常にコンパクトで収まりがいいです!
ナッシュビルパックはデザインもカッコよく非常に気に入っています。
1泊2日のパッキング例
容量が小さいので、補給があまりできない山ですと1泊2日が限界な気がしております。
今回は夏山での1泊2日を想定したパッキングをご紹介します!
・山と道 ライトアルファタイツ
・シュラフ (エンライテンドイクイップメント エニグマ APEX)
・マット (サーマレスト ネオエアーウーバーライト レギュラー)
・テント (ライトウェイ ピラオムデュオタープ)
・ペグ (福善作 打刀16㎝)
・シート (タイベックシート)
・ティッシュなどの備品類(ワンダーラストイクイップメント ワイドマウススタッフサック)
・エマージェンシーキット(リッジマウンテンギア トラベルポーチプラスDCF)
・マクラ兼衣入れ(ハイパーライトマウンテンギア スタッフサックピロー)
・サングラス(フロート アストラ)
・トレッキングポール兼テント支柱(ゴッサマーギア LT5)
・ヘッドライト(マイルストーン MS-G2)
・キャップ(リッジマウンテンギア ベーシックキャップ)
・雨具(エキノックス ウルトラライトポンチョシェルター)
・山財布(ミニマライト PLAY WALLET)
ザックの上部が吹き流しになっているので、荷物が増えても縦に伸ばすことが出来ます!
パンパンに見えますが、1泊2日分の食料ならまだ収納可能。
わさび
別のスタッフサックに入れて、ザック上部のコンプレッションベルトで外付けするのもあり!
背面パッドの代わりに、折り畳んだマットとタイベックシートを背面に沿わせてパッキングしております。
ショルダーポケットにサングラスやヘッドライトなどを収納できるので、実質スタッフサック1つ分の収納が外付け出来るイメージ。
サイドポケットがないので、水の確保・収納場所は難しいです。今回のパッキングでは浄水器とウォーターボトル2本持ちのみ。
こちらの装備でベースウェイト”2.83㎏”
UL(ウルトラライト)を超えSUL(サブウルトラライト)の重量ですね!
わさび
これでテント泊出来るのは驚き!
結構安全をみた装備になっておりますので、人によってはもっと削ることができるでしょう。是非チャレンジしてみてください!
気になるところ
サイドポケットがない
このバックパックはサイドポケットがないので、トレッキングポールや傘・ウォーターボトルなどの収納が難しいです。
ULザックにはあって当たり前なサイドポケット、実際にないと結構不便な気がしました。
どちらかというとランニングパックのような立ち位置だと思うので、そこまで荷物がないことを予測して作られているのでしょう。
個人輸入が必要
このブランドは海外ブランドです。
やや面倒ですが基本的に個人輸入をして手に入れるのが無難でしょう。
英語なので難しく感じますが、今はGoogleの翻訳機能を駆使しながら購入を進めれば、そんなに難しくはなくなってきています。
一応日本で取り扱っている店舗もありますので、下記にまとめました。
取扱店
このブランドを日本で取り扱っている店舗は、現在1店舗のみです。
オンラインでの販売な行っておりませんので、直接店舗に行く必要があります。
個人輸入で購入が出来る方は、そちらの方が手っ取り早いかもしれないです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
個人的に次に来ると思われるULブランドのバックパック。
様々のブランドの良いところを詰め込み、このブランドにしかないショルダーストラップのフィット感を加え、外付けの豊富さが容量を増やす。
背負った状態でアクセスできるポケットが多く、現行の山行スタイルである”ファストハイク”に合わせた弱点がほぼないバックパックだなと思いました!
それでいてデザインもカッコよい。。。
わさび
正直、流行らせたくない。。。(笑)
- ファストハイクで登山を行う人
- ULスタイルの人
ULブランドの時代はどんどん進んでいきます。
もし気になるようでしたら是非チェックしてみてください!
それではまた!
※このバックパックの詳しい内容は Nashville Pack公式 から
tiempoの日本語レビュー、貴重でありがたいです!
素材なんかも選べるのが良いですよね。
私は8月に注文してワクワクしているところなのですが
・体格と、選択したチェストベルトのサイズ
・一泊二日のパッキング例
なんかもあると嬉しいです!
ざき様
コメントありがとうございます。
ナッシュビルパックのカスタムオーダーは生地が多くて選ぶのが楽しいですよね!
私は在庫タイプから購入しましたので、ブラックのロビックでした。
ちなみに体格は、174㎝/64㎏ チェストベルト16″ になります。
ランニングパックのような感じでしたので、よりハイポジションで背負おうと短めを選びました。
※私の体格ですと、本来は17.5″がベストサイズです。
3本のスターナムベルトも余裕がある長さですので、圧迫される感じもありませんでした。
むしろ狙い通りで、アクティブに動きやすい背負い位置になりました!
パッキングについては近々更新していきます!
今月中にCutawayとチェストベルト17.5″サイズが届きますので
今後そちらも使用感をレビューしていきます。是非チェックしてみてください!
貴重なご意見ありがとうございました!