こんにちは!potamikanです。
今回ご紹介するギアは、”パランテ ウルトラライト”というバックパック。
ULバックパック界のニュージェネレーションとして有名なブランドですね!
僕が所持しているこのブランドの”デザートパック”が良すぎて、奥さんに誕生日プレゼントとして一番小さいサイズ”ウルトラライト”を購入していただきました!
細かい部分も含めレビューしていこうと思います。
- このバックパックの購入を考えている人
- 日帰り登山で使用できる丁度いいバックパックを探している人
- オシャレなバックパックを探している人
- ULバックパックに興味がある人
もくじ
スペック
背面長サイズ | 45.72cm(ワンサイズ) |
重量 | 348g |
素材 | 100d ロビックナイロン |
容量 | MAX 26L |
カラー | Black Robic |
※このバックパックの詳しい内容はPa’lante公式から
こちらのバックパックは容量25LのULバックパックです。
生地のロビックナイロンは、登山ザックでは珍しく非常になめらか。
100dの厚みなので強度も弱くはないです!
防水性は、完全防水ではなく撥水加工程度。雨の日ではザックカバー・パックライナーが必須。
フロントに大きなポケットがあります。
フロントポケットに内ポケットが一つ。
こちらはペグなどを収納するスペースとして使用できます。
サイドポケットはとても大きく、ナルゲンの広口1.0Lを入れてもまだ余裕があるほど。
ショルダーストラップにポケットが2つ。
ペットボトルホルダー替わりに使用したり、行動食・サングラスなどの収納には便利屋です。
パランテといえばボトムポケット。
これの便利さは感動すら覚えます(笑
サイドには取り外し可能なドローコードが付属。
バックパック左下ににループがついているので、ピッケルなどの外付けが可能です!
このバックパックにはヒップベルトがありません。
最初からULスタイルでの使用を想定していますので、軽量化のために排除。
スターナムストラップは付属。
バックルのオス側がエマージェンシーホイッスルになっています。
開口部は紐を引っ張って開閉する、巾着袋タイプ。
開閉ともにワンタッチで簡単に行えます。
開口部を閉め、巻き込んで最後にコードで固定します。
これで雨の侵入をなるべく防ぎながら、荷物の固定が可能。
内部は一気室型で、もちろんフレームレス。
縫い合わせのラインがカラーリングされていて、遊び心を感じます!
ブランド名をフロントポケットの隅に”ちょこん”と。
主張し過ぎず、さりげないのがいいですね!
いいところ
ポケットいっぱい!
上述した通り、このバックパックはポケットが多いため収納力抜群です。そのことで大きく2つのメリットがあります。
1つ目は荷物を減らせること。
ショルダーストラップにあるポケット2つ、これのおかげでペットボトルホルダーを別で持っていかなくて良くなります。また、バックパックのボトム部ポケットに行動食や山地図などを収納すれば、サコッシュなどのサイドバックも不要になるのです!
バックパック1つで事が済んでしまうほどの収納力があるので、より荷物の軽量化(UL化)が可能になります。
2つ目がバックパックの下ろす回数が減ること。
ブランド名である”パランテ”とは”前進し続ける”という意味になっています。そしてバックパックを作る際に挙げているコンセプトも『荷物を下ろさずとも行動し続けより早く快適にトレイルを突き進むことができる』です。
その意味のポイントはポケットの位置。実はこのボトム部ポケットは、背負った際に丁度右手を後ろに回した位置に来るよう作られています。そのためボトム部ポケットへのアクセスがバックパックを背負ったまま行えるのです。
またペットボトルホルダーも2つあるので、距離が長い場合は水を2本入れることでサイドポケットに入れずに済みます。
結果として、面倒なバックパックを下ろしてギア取り出す作業が減らせるのです!
わさび
荷物だけじゃなくて、心も軽くなるぅ~
日帰りに丁度いいサイズ!
よく日帰り登山でも「初心者は30L前後が無難」とか言われたりしますが、実際大きくてバックパックがスカスカになったりします。
このバックパックは容量25Lと、日帰り登山で使用するギアを収納するのに丁度いいサイズ感。
オーバースペックのバックパックを持って行って、重量が重くなったりパッキングのバランスが悪くなって見た目がカッコ悪くなることを考えると、やはり使用用途に応じたサイズ感が大事です。
僕の場合は、日帰り~1泊にウルトラライト。1泊~2泊でデザートパックを使用しています!
入れる荷物が限られる=無駄を省ける!
このバックパックはULバックパックであり、容量も25Lまでと小さいため入れられる荷物に制限がかかります。
それは「本当に必要なギアを入れ、使わないギア(無駄なギア)を省く」という思考になるはず。その思考は結果として“ULスタイルの考え方”なのです!
持っていって使わないギアは、ただの重りでしかありません。
バックパックが大きいと、あれこれ持っていってしまいがちになるので、このサイズにすることである意味”嫌でもギアの取捨選択をせざるを得ない”状況になります。
そうして無駄を省いた先には、より快適で心に余裕のあるハイキングを楽しめるようになるのです!
ガチのULスタイルの方は、このバックパックで夏山の2〜3泊縦走を行えるそうですよ!
気になるところ
ULじゃないと容量が少ない
このバックパックはULスタイル向きなので、ヒップベルトもなく、軽量なパッキングを想定して作られています。
そのため、持っていくギアもある程度UL寄りなギアでないと容量が小さく感じてしまいます。
また基本的にはこのサイズのULバックパックは、8㎏以内に抑えることが必要です。
軽量さと強度のトレードオフなので、過剰な重量はバックパックの故障につながってしまいます。
入手困難
現在取り扱われている店舗が
しかし、ハイカーズデポ・ムーンライトギアについてはオンラインショップで購入することが出来ません。店舗に行く必要があります。
そこそこ有名になりつつありますので、入荷してもすぐに売り切れ。
また、海外の公式サイトやフリマアプリで手に入れることもできますが、日本の取り扱い店で購入するより高くなってしまいます。(転売・関税・運送費等)
なるべく定価で購入されたい方は、こまめにチェックしましょう!
背負った見た目
ULバックパックは”背中で背負う”感覚なので、重心が上に来るように背負います。
25Lとだけあって小ぶりな見た目ですね!
やはり海外製のULバックパックのカッコよさ・可愛さは、日本のバックパックにはないですね~
登山過ぎない普段使いもできるカジュアルなデザイン。オシャレに登山が楽しめます!
わさび
カッコよくてかわいい・・・僕ですか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
シンプルな見た目ながら、収納力の高さ、バックパック重量348gという軽量さ、そこそこの強度の強さを兼ね備えたバックパックでした!
パランテ特有のボトム・ショルダーポケットのおかげで、バックパックを下ろさずに行動食や水を補給できるのも他にはない強み。
そして何と言っても、このバックパックを使用することで勝手にULスタイルになってしまう容量の小ささが良いです!
特にULスタイルの方は、ギアの取捨選択の練習になります。
わさび
ULスタイルじゃない人も日帰り登山用としてはいいよ!
- ULバックパックが欲しい人
- 日帰り用で1つ欲しい人
- オシャレなバックパックが欲しい人
なかなか店舗では売り切れでお目にかからないこともあると思うので、もし見かけることがありましたら是非一度手に取ってみてください!
欲しくなってしまうかもしれませんよ?(笑)
それではまた!
※このバックパックの詳しい内容・購入はPa’lante公式から
次の世代が登山界でも来るんやねぇ~