[レビュー]”パランテ デザートパック” ULメーカーの新進気鋭!背負ったままの機能豊富!

パランテ デザートパック
※本サイトはアフィリエイト広告を使用しております。

こんにちは!potamikanです。

今回ご紹介するギアは、”パランテ デザートパック”

あまり聞き慣れませんが、2015年に北米で創設された比較的新しいULバックパックメーカーです。

飼われチンチラ
わさび

密かに人気が出てるみたい!

名前である”パランテ”とは、「前進し続ける」という意味。

実際に使用して、その意味が理解できるバックパックでしたので、レビューしていきます!

この記事はこんな人向け!
  • このバックパックの購入を考えている人
  • 約40LのULバックパックを探している人

スペック

サイズ17” (約43cm)
19” (約48cm)
重量S:526 g
M:583 g
容量 43L
素材400d及び800d ウルトラウィーブ(UHMWP/ポリエステル混合の0.5ミルフィルムのラミネート)
210d uhmwpe グリッドストップナイロン
耐荷重10㎏以下を推奨

※このバックパックの詳しい内容はパランテ公式から

こちらはMサイズになりますので、容量43Lバックパック。

背面長の兼ね合いで、Sサイズは女性用・Mサイズは男性用に作られています。

素材は、400d(本体)及び800d(サイド・ボトム)ウルトラウィーブ

生地自体も強度が強いうえに、厚みもあるため岩稜帯で擦りまくっても問題ないほど、非常に引き裂け強度が強いものになっているそうです!

飼われチンチラ
わさび

いままでで見たことない素材や!

このバックパックは、ポケットがとても多い!

フロントポケット、両側にサイドポケットは当たり前。

フロントポケットの内側には、小さく長細いポケットがあります。

ここはペグを入れるポケットとして、作られているのです!

なんと、ショルダーストラップに最初からボトルホルダーが付いているのです!

2つ付いていますので、片方は飲み物以外の収納にも使えます。

そして、このブランドにしかない特別な点がボトム部に付いているポケット!

ここが非常に便利。

使用方法については、下記でまとめます!

サイドにはコンプレッションコード。

バックパックの圧縮や、ストックやポールなどの長いギアを止めることが出来ます。

開口部は、よくあるロールトップ型。

2ヶ所のスナップボタンと、両サイドのバックルで上部を閉めます。

最後にG型フックの付いたコードで固定。

内部は、ULバックパックらしく”一気室”型

そして、このブランドはどこか「ヌケ感」があるのが特徴です。

オレンジ色のラインが入っていたり、スナップボタンのカラーが全て違っていたり、遊び心満載!

飼われチンチラ
わさび

the登山じゃない可愛いデザインやね!

スターナムストラップは、エマージェンシーホイッスルが付属!

最近のULバックパックは、標準になってきてますね。

ヒップベルトもあります。

他のULバックパックよりしっかり目な作りになってました。

そのためブレなどによる影響がより軽減できます。

ロゴは控えめに。。。

これから、この文字をよく見ることになるかもしれませんよ?(笑)

いいところ

バックパックを降ろさず行動可能!

このブランドは「荷物をろさずとも行動し続けより早く快適にトレイルを突き進むことができる」をコンセプトにバックパックを作成しています。

それが直結して、ブランド名”パランテ=前進し続ける”なのです!

まずは、ショルダーストラップに標準で付属しているボトルホルダー。

海外製の細いペットボトル仕様であれば、2本=MAX2Lを入れることが出来ます。※写真のボトルは700ml

グラソー スマートウォーター

ボトルはサイドポケットに入れることがありますが、背負ったままでは取りづらく一度降ろして取り出すこともありますよね?

それが不要。

また、2本入れられるので、例えば浄水器を取り付けたボトル・飲料用ボトルと分ける工夫が可能。

そうすることで、わざわざ浄水器をバックパックから取り出す手間もなく水を確保できます!

もちろんボトルだけでなく、行動食やサングラスなど、その時にすぐ使いたいギアの収納に使用するのもあり。

そしてボトム部のポケット。こちらは行動食を入れるのに最適です!

丁度右手を後ろに伸ばす位置にポケットがありますので、中身も素早く取り出しやすいです。

行動食以外にも、地図や財布、羽織る上着などの収納が可能。

このことで、サコッシュを省くことができ、よりUL化することができるのです!

飼われチンチラ
わさび

サコッシュのジップ開けて取り出すより、もっと楽だしねぇ~

UL思考は、「荷物を軽くして、より遠くへ快適に進めるようにする」というもの。

このバックパックはコンセプト通り「軽いのは当たり前、バックパックを降ろす時間もなくそう!」という、よりその先のことを考えているのだなと思いました!

収納が多い!

まずはフロントポケット。

こちらはアークテリクスの”アトムLTフーディ“というインサレーションを入れてみました。

化繊タイプで、そこそこ大きいですが問題なく収納できるサイズ感!

そして上記の通り、フロント内側にペグ用ポケットがあります。

ペグケースすら省かせるという、超UL思考な配慮!

サイドポケットは、500mlペットボトルが2本入るほどの大きさ。

写真では”ナルゲンボトル広口1.0L“と”ゴッサマーギアの傘”を入れていますが全然余裕。

ショルダーストラップにボトルホルダーが2つ標準で付属。

写真のように、飲み物以外のサングラスや行動食等収納できます。

ドローコードが付いているので、引っ張ることでギアの落下を防ぐことも可能!

ボトム部ポケットもそこそこ大きいです!

写真では山サンダル(27cm)を入れてみてます。

綺麗にとは言えませんが、全然収納できるスペック。

行動食であれば、全く問題なく収納可能です!

細かいところですが、ヒップベルトも収納可能!

サイドポケットの裏側にポケットがあります。使用しない場合は、そこに収納できるのです!

ULバックパックは、”背中で背負う”ことが大前提のため、ヒップベルトは基本不要。

走ったり、ブレが生じる際に使用するものなので、使わない時は収納できるというのはとても嬉しい点です!

サイドのコンプレッションコードもループに引っ掛けてあるだけなので、取り外しが可能

ここにギアを通して固定すれば、写真のようにギアを止めることもできるのです!

上部のストラップも長めなので、ギアの外付けだって出来ちゃう。

このように、もともと収納が豊富であるにも関わらず、工夫次第で外付けも可能にする大容量なULバックパックでした。

肩が痛くなりづらい!

ULバックパックの悩みとして、「肩が痛くなる」というものが挙げられます。

ウエストハーネスがないものが多いので、重量が分散されず肩だけに乗っかってしまうため痛くなるという内容。

しかしこのバックパック、コンセプト覚えていますか?

飼われチンチラ
わさび

荷物を降ろさず快適に突き進む。。。的な?

そのためにショルダーストラップが程よい柔らかさ・厚みに作られています!

実際、日帰りで往復6時間ほどの登山で使用して、全く肩の痛みを感じないほど快適でした。

ここはULバックパックを使用する身としては、ありがたい!

オシャレ!

あとは主観です(笑)

よくある登山ザックのデザインから突出したパランテらしい見た目。

可愛らしくもあり、カッコよくもあり、オシャレじゃないですか?

上記の写真は実際に、瑞牆山~小川山の1泊2日縦走の際に使用したときのモノ。

あの岩だらけの山でこのザックを使いテント泊装備で行きましたが、全然問題なし。

小川山では、少し藪漕ぎがあったりそこら中から枝が邪魔をしてきてザックに引っかかってましたが無傷。

。。。何が言いたいかというと、可愛く・カッコよく・オシャレでありながら登山ザックとして実用性も充分ということです!

飼われチンチラ
わさび

見た目だけじゃないで!

気になるところ

完全防水ではない

素材の”ウルトラウィーブ”は防水性が高く、水が浸透しにくいです。

写真のように撥水性もしっかり!

しかし縫い目にシーム処理が施されていないため、雨に打たれ続ければいずれ中が濡れます。

小雨であれば全く問題ありませんが、普通に降ってくる予報でしたらザックカバー・パックライナーの準備が必要です!

重量制限がある

このバックパックはブランド推奨の重量制限があります。

それが”10㎏以下

普通の登山道具を所持している方は、テント泊だと余裕でオーバーすると思います。

それに対応するために、ULギアに統一する必要があります。。。

飼われチンチラ
わさび

容量は大きいんだけどねぇ~

今から登山を始めるつもりでULスタイルになるのであればいいですが、これからULになる!という方には金銭面的に大変ですね。。。

入手困難

現在取り扱われている店舗が

しかし、ハイカーズデポ・ムーンライトギアについてはオンラインショップで購入することが出来ません。店舗に行く必要があります。

※記載2022/11 スカイハイマウンテンワークスのみ通販対応可能だそうです!

そこそこ有名になりつつありますので、入荷してもすぐに売り切れ。

また、海外の公式サイトやフリマアプリで手に入れることもできますが、日本の取り扱い店で購入するより高くなってしまいます。(転売・関税・運送費等)

僕は海外の公式サイトから購入しましたが、日本の金額より約7000円ほど高くなってしまいました。。。

まぁそれぐらいしないと手に入りにくい現状ですね~

実際に背負った見た目

ULバックパックらしく、背中の上側に重心がくるように作られています。

容量43Lですので、そこそこの大きさ。

なんと言ってもデザインが可愛いですよね!

登山すぎない、よりラフなバックパックです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

次に来る!といわれているULブランド。

ロールトップ型の開口部・一気室型・フレームレス等のULバックパックらしさは残したまま、豊富なギミックの追加。

ボトルホルダー付属・ボトム部ポケット・収納可能なヒップベルトなど、他にはない機能が抜群に使いやすい!

確かにこれなら、いちいちザックを降ろすことなく目的地まで突き進むことが出来ます。

デザインもカッコよく、申し分ないバックパックだなと思いました!

飼われチンチラ
わさび

デザインと使いやすさの両立ってなかなか難しいのにスゴイ!

こんな人向け!
  • 便利機能豊富ULバックパックが欲しい人
  • デザイン性も求める人

このバックパックからパランテが好きなり、同ブランドの”ウルトラライト”も購入しました(笑)

パランテ ウルトラライト

なんだかんだでULブランドもちょくちょく増えてきています。

皆さんもチェックしてみて下さい!

それではまた!

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)