こんにちは!potamikanです。
今回ご紹介するギアは、”Zpacks nero 38L DCF”
ULの本場、アメリカ製のULバックパックです!
ULハイカーとしてはありがたい機能がたくさんあるので、是非ご参考にして頂ければ幸いです!
- このバックパックの購入を考えている人
- ULバックパックを探している人
- 1年通して使用できるバックパックを探している人
- このバックパックの購入方法を知りたい人
もくじ
スペック
サイズ | 14 cm x 30 cm x 59 cm |
重量 | 本体:308 g フォーム シット パッド:28 g |
容量 | 38L(本体25L、サイドポケット各2.5L、センターポケット8L) |
耐荷重 | 9kgまでを推奨 |
素材 | Dyneema® Composite Fabric |
※このバックパックの詳しい内容はZpacks公式から
ULメーカーでは有名な”Zpacks”
その中でも代表的なモデルがこの”nero 38L DCF”です!
名前の通りDCF(ダイニーマ・コンポジット・ファブリック)素材を使用しているため、強度・防水性に優れています。
ポケットはセンターに大きく1つ。サイドに2つ。計3つになります!
センターポケット周りには写真のようなループが6つあります。
ショックコードなどを拡張として取り付けれるようになっています。
背面には付属品で、フォームシットパッドがあります。
山座布団兼背面パッドとして使用できるため、非常に便利です!
開口部はマジックテープになっていて、ロールトップ式で閉める構造です。
中心に取っ手のようにループが付いているので、綺麗に合わせて閉めることが出来ます。
開口部の両端にバックルが付いています。
サイドに接続するか、両端同士を接続する2パターンの方法で固定することができます!
バックパック内は”一気室”型。
まぁULバックパックは大体同じですよね!
縫い目にはすべてシームテープによる処理が施されています。
ショルダーストラップは、やや厚みがありクッション性が高くとても快適!
ここ、実は隠れた最大の魅力かもです。。。
ULバックパックは、ここがチープだと肩が痛くなる原因になりますので非常にありがたい。
スターナムストラップとヒップベルトは、ULバックパックらしく簡易的なものです。
背中で背負うバックパックなので、ここに力を入れる必要はないのでしょう。
もっと軽量化したい!という方のために、ヒップベルトはループに通してあるだけ。
簡単に取り外しが可能になっています!
センターポケットにワンポイントの”Zpacks”ロゴ。
縫い目のバランスが悪いのも、アメリカンテイストで逆にいい!(笑)
いいところ
超軽量!
荷物の軽量化をするにあたって、重量に大きく影響されるギアは「テント・シュラフ・バックパック」と言われています。
そんななか、このバックパックはシットパッド込みで336g!
めちゃくちゃ軽いです。500mlペットボトルを大きく上回る軽さです。
わさび
そーなると強度が不安やな~
心配ありません。
DCF(ダイニーマ・コンポジット・ファブリック)は重量ベースで考えた時、鉄の8~10倍の強度を兼ね備えているのです!
軽いのに、強度もある。アウトドアでの理想を叶えてくれるバックパックだと思いました。
完全防水!
ULバックパックとしてありがたいのが、この完全防水。
DCFは透湿性がないので水を中に入れません。
縫い目も上記の通り、全て綺麗にシームテープ処理が施されています。
バックパック内に入れた荷物については、全く濡れないと思っていいです!
ということは、ザックカバーやパックライナーというものが不要になりますので、更に軽量化することが出来るのです。
軽い・強度がある、に追加で完全防水。
これだけで、季節関係なく全天候型の超優秀バックパックなのではないでしょうか?
大容量!
全体で38Lということだけあって、なかなか大容量です!
そしてメイン25Lと表記されていますが、体感でそれ以上収納できる気がします(笑)
センターポケットが8L。
伸縮性抜群なので、写真のように雨具や細かいギアをこれだけ入れても余裕。
わさび
まだ入れられるど!
サイドポケットが2.5L。
ここがやけに大きいです。なんと1~1.5Lのペットボトルが入るほど!
実際に、なかなか大きいナルゲンボトル広口1.0Lを収納してみました。
まだ余力がありました(笑)例えばペグやストック・ポールなど追加で入れられます。
総合的に、冬装備もギリ可能なほどの収納力を持っています!
外付けシットパッドがいい!
こちらのバックパックは、あまり見かけないパットが外付けできるタイプ。
これの何がいいのかというと、ある程度適当にパッキングができるということです!
他のULバックパックはバックパック内に背面パッドを入れたり、しっかりパッキングして背中側にギアが当たらないようにします。
それを気にしなくて良くなります。雑多にパッキングしても外にパッドを付ければ問題なし!
また、ショックコードで止められているだけなので、登山中に休憩をしたいとき簡単に取り外して使用することが出来るのです。
そしてなんと、エバニュー FPマットも取り付け可能なのです!
ULキャンプ・ハイカーの御用達マットも取り付けられるというのは、とても嬉しい点です。
気になるところ
形を整えづらい
どのULバックパックもそうですが、やはりフレームレスバッグは形を整えるのが難しいです。
綺麗にパッキングしないと、バランスが悪く見えてしまいます。
このバックパックは上記の通り、パッドを外付けできるので使用していて問題はないのですが、やっぱりカッコいい見た目にしたくなります。
※ULバックパックのパッキングについてはこちらの記事でまとめています。
入手困難
このバックパック自体、アメリカ製のものです。
日本での取扱店も数少なく、手軽に手に入れることができません。
わさび
どーやって手に入れるのさ?
入手・購入方法は下記でまとめています!
高価
DCFという素材自体が高価なので、バックパックも高価になってしまいます。
しかし1つ購入してしまえば、1年通して使用できるスペックを持ったバックパックなので金額に見合った働きをしてくれること間違いなしですよ!
実際に背負った見た目
ULバックパックは”背中で背負う”ように推奨されています。
そのため、重心も背中の上部に来る位置になります。
とてもスマートで38Lのバックパックには見えませんよね?
わさび
カラーのグレーもカッコいい~
購入方法は?
このバックパックを購入する方法は
上記3点です。
公式から買うとなると個人輸入になるので、送料や関税などが発生します。
また、翻訳しながら購入を進めるのでなかなか面倒。。。
フリマアプリでも、定価以上の価格で販売していることが多数。
できれば取扱店で購入することをおススメします!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ULの本場である、アメリカが作ったバックパックのカッコよさが際立ちますね!
「軽い・強度がある・完全防水」これは正直、他のDCF素材で作られたバックパックもそうです。
そんななか、このバックパックは「デザイン性・ショルダーストラップの快適性・外付けシットパッド」と他にはない機能を持ったULバックパックでした!
わさび
ULキャンプ・ULハイキング、どっちでも使えるよ!
- ULバックパックが欲しい人
- 1年通して使用できるバックパックは欲しい人
- パッキングが苦手な人
- 他と被りづらいバックパックが欲しい人
ULバックパックはたくさんあります。
数あるなかでも、このバックパックは初心者から上級者までおススメできるものだと思います!
是非お手に取ってみてはどーでしょうか?
それではまた!
日本にはないデザインでカッコいい!