こんにちは!potamikanです。
今回ご紹介するギアは、”OMM カムレイカジャケット”
アクティブ山行向けのギアを手掛けているOMM。
流石!と思わされる機能ばかりでしたので、レビューしていきます!
- このウェアの購入を考える人
- 動きやすいシェルを探している人
- 防水性の高いソフトシェルを探している人
もくじ
スペック
サイズ | S 身長162-173㎝ M 身長173-183㎝ L 身長178-188㎝ |
重量 | S 255g M 265g L 275g |
素材 | 5th Kamleika – Nylon 4 Way stretch (37.5technology) |
防水性 | 耐水性(20,000 mm) 透湿性(20,000 gsm/24hr) |
※このウェアの詳しい内容はOMM公式から
過酷なレースでも安心して使用できるものを作り上げる”OMM”
このカムレイカジャケットは、なんと20年以上前から開発を続けているウェアです。
2020年に5回目のアップグレードをへて、今もなお使われ続けています。
ジッパーは全て止水タイプ。
フードはつばが長めでしっかりしております。
ドローコードは、フード後ろ1箇所と裾の両端2箇所。絞ることで雨の侵入を防ぎます。
袖はマジックテープで簡易的になっています。その分軽量化されていますね!
ポケットは大きく、メッシュになっています。
胸元に”OMM”ロゴ。反射材を使用されています。
いいところ
ストレッチ性抜群!
このウェアの特筆する点は、何と言ってもストレッチ性の良さ。
防水メンブレンにストレッチ素材を使用しているので、完全防水のソフトシェルとは思えないぐらいの伸縮性を兼ね備えています。
そのおかげで体への追従性が非常に良く、トレランなどの激しい動きに対しても邪魔をしないウェアとなっております。
わさび
腕を上げても伸ばしても突っ張らないど!
ほぼ完全防水のソフトシェル!
防水と言えば、”ゴアテックス素材”などのハードシェルが有名ですよね?
ソフトシェルのウェアは、いいところ軽ーい撥水や防水が主流でしょう。
そんななかこのウェアは、防水メンブレンを使用していますのでソフトシェルでありながら嵐の中でも使用できる防水性を実現しております。
厳しい環境下で安心な機能性!
ストレッチ性のある防水ウェア、だけでは終わりません!
OMMらしく厳しい環境下でも安心して使用できる機能が豊富に込められています。
まずフード。
フロントジッパーがだいたい鼻のあたりまであり、つばも長いので顔のところから雨の侵入を最小限に抑えれる機能になっています。
後ろのドローコードを絞れば、フードと頭が一体化するので左右に首を振ってもしっかり追従。
そのため視界を邪魔せずに被ることができるのです!
また、つばからジッパー部につながるオレンジ色の部分は、よりストレッチの利いた素材を使用していますので、ジッパーをフルで締めた状態からでもフードを被ることが出来ます。
手の冷えや雨の侵入を防ぐために、袖はサムホールになっています。
手袋いらずになるのはとてもULです!
中がムレて熱くなった際は、メッシュになっているポケットを開放することでベンチレーションの役割を果たしてくれます!
耐水性(20,000 mm)透湿性(20,000 gsm/24hr)ですので防水性はもちろん、程よく熱を籠らせて体温を維持してくれる透湿性も持ち味。
生地も2020年のアップデートでアウターレイヤーにナイロンを使用することで、今まで以上に耐久力が向上しています。
荒天の際も雨風からしっかり守ってくれて藪漕ぎもへっちゃらのプロテクションを持ち、体温を維持してくれる安心感のある機能性ばかりでした!
わさび
天候は不安定な時こそ、このウェアや!
気になるところ
重くなる
このウェアは防水メンブレンが入っているのでほぼ完全防水ですが、アウターレイヤーはシンプルな撥水加工だけです。
そのため、雨に当たり続けていくとアウターレイヤーにのみ雨が染み込んでいきます。
内部が濡れることはないのですが、水を吸った分重くなってしまうのがデメリット。
わさび
UL(ウルトラライト)だけど重くなっちゃうんよねぇ~
内側がペタつく
このようなシェルにはよくあることですが、汗をかいたりムレたりするとウェアの内側と地肌がペタつきます。
透湿性は悪くはないのですが、アクティブに動くとなるとそれ以上にムレてしまうので内部はどうしても湿気だらけになってしまいます。
そのため夏の使用はなかなか暑いです。代わりに秋~初冬のシェルとしては非常に良いと思いました!
ただ、”ムレる”というのは悪いことばかりではありません。急な雨などで体を濡らしてしまった際に、このウェアを着用することでムラして体を温めるという使い方もできるためです。
一概にどちらが良い・悪いという話ではないですが、個人的に気になった点として挙げさせてもらいました。
ちなみに、同メーカーの”コアベスト”や”コアフーディ”との相性が抜群です!
上記のウェアは、水分を含みづらい素材で作られているのでペタつきを防ぐことが出来ます。
そのうえ、内部の換気や保温などの体温調節がとてもしやすいベースレイヤーですのでご一緒に使用されることをおススメします!
サイズ感
僕の体格が、174㎝/64kg。使用しているサイズはMサイズです。
ゆったりと着用することが出来ます。
後ろの裾は前より長く、お尻あたりまでの長さです。
サムホールが付いているので、袖の長さが少し長いくらいで丁度良かったです!
タイトに着用したい方は、Sサイズでも良いのかなと思いました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ソフトシェルでありながらほぼ完全防水と藪漕ぎも余裕な耐久性、厳しい環境下を耐える機能性を兼ね備えた、まさに決定版と言えるウェアでした!
特に体の動きを妨げずにしっかりと追従してくれるストレッチの良さは、着ていて非常に心地良いです。
また、実際に風速10~15mほどの雨風の中で登山をした際に、全く不安になることなくしっかりと体を守ってくれました。
気温が落ち込みそうで天候が不安定であれば、まずこのウェアに頼っていいと思えましたね!
わさび
流石のOMMや!
- ほぼ完全防水のソフトシェルが欲しい人
- 荒天の際に使用するシェルが欲しい人
- ストレッチの利くソフトシェルが欲しい人
デザインもマウンテンパーカーのように街使い出来ますし、個人的には出番が多くお気に入りのウェアです。
気になった方は是非チェックしてみてくださいね!
それではまた!
山の雨風もこれで安心やで!