こんにちは!potamikanです。
今回ご紹介するギアは、”OMM コアライナー”
非常に軽量コンパクトな”化繊”インナーシュラフです。
今までの化繊の考え方を覆すギアになっていましたので、レビューしていきます!
- このインナーシュラフの購入を考えている人
- 限界温度をブースト出来るインナーシュラフを探している人
- 夏には一枚で使えるインナーシュラフを探している人
スペック
使用サイズ | 190 × 65㎝ |
収納サイズ | 16 × 11㎝ |
重量 | 175g |
素材 | PRIMALOFT® ACTIVE 75g |
※このインナーシュラフの詳しい内容はOMM公式から
このインナーシュラフは、素材に”プリマロフト”と呼ばれる化学繊維が使われています。
写真でわかるように、化繊なのにあのサイズの収納袋に収めれるコンパクトさ!
メンテナンス面でも洗濯可能なので、洗濯機に入れるだけと楽ちん。
細かい機能性については、後述していきます。
足側には、吊るせるようにループが2つ付いています。
フード上部側にフックが付いています。片方はドローコードの絞りを調整できるタイプになっていました。
フードの胸側にコードが出る部分があるので、先ほどのフックを引っ掛けて固定することが可能。
サイズ感は700mlペットボトルと並べてみて、厚みはありますがちょっと小さいぐらい。
いいところ
超高機能な素材を使用!
この”プリマロフト”とは引用いたしますと
プリマロフト
アメリカ国軍の要請を受けたALBANY社が開発した、羽毛に代わる画期的な超微細マイクロファイバー素材です。プリマロフト®は羽毛のように軽くて暖かい保温性と柔軟性を発揮するだけではなく、羽毛にはない撥水性も発揮。それまでにはない画期的な機能性(断熱・防寒テクノロジー)と、どんな環境でも使える高い実用性を兼ね備えた画期的な人工羽毛として誕生しました。
出典:株式会社ディーブレス
簡単にまとめると、「化繊だから水に強く、ダウンのように軽くて温かい素材」なのです!
実際に冬にインナーシュラフとして使用しましたが、限界温度を体感4~5℃ほど上げてくれる温かさを生んでくれます!(※個人差はあります)
また、特筆する点は”撥水性の高さ”
水分を外へと出す働きを持っているので、汗をかいてもサラサラな状態でいられます!
ベトベトと嫌な気分になる夏も気持ちよく使用できる代物。
これ、大げさじゃなくてほんとにそーなのよ!
触り心地も肌に優しく気持ちのいい柔らかさで、ニットのように伸びるので窮屈にならずリラックスした状態で睡眠を取ることが可能です。
夏では1枚使い、冬ではインナーシュラフとしてオールシーズン使用できるギアですね!
キルトシュラフと相性がいい!
ULハイカーが好んで使用するキルト型シュラフ。
デメリットとして「隙間風の侵入」が挙げられます。しかしこのインナーシュラフを使用すれば解決!
隙間風をシャットアウトしてくれますし、ついでに頭の冷えもなくしてくれるのです。
キルト型の弱点を全て補ってくれるため、非常にキルト型シュラフとの相性が良い!
また、ダウンシュラフ全般に言える内容ですが、湿気や結露に弱いダウンのインナーシュラフとして使用することで、もし濡れてしまってもある程度の温かさを保ってくれます。
化繊の強みやね!
重量も軽いので、保険で持っていくと安心できますよ!
手が出せる!
フードが大きく切られているのには理由があります。
フードに付いているフックを胸元のコードに引っ掛けると、写真のように腕だけ出した状態でインナーシュラフに入ることが出来るのです!
シュラフに入ってしまうと、行動が制限されてしまいますので便利なギミック。
ちょっと見た目が面白いですが(笑)
気になるところ
耐久性が不安
プリマロフトの生地を近くで見てみると、このように細かい格子状のベースに毛足が付いているような感じ。非常に薄いです。
そのため、耐久性の面でやや不安に感じます。
長い間使用すると他の生地より早く劣化してしまうかもしれません。
僕自身使い始めてまだ間もないので、わかったことがあれば追記していきます!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
化繊でありながら軽量コンパクトで水に強く、ダウンのような温かさを実現。冬の使用で限界温度を大幅に上げてくれます。
水分を吸い取って外に逃がす働きがあるため、ベトベトな夏でも使える点も見逃せないメリットですね!
今までの化学繊維とは思えない高機能なインナーシュラフでした!
時代は変わってきているのですねぇ~
- オールシーズンで使えるインナーシュラフが欲しい人
- シュラフの限界温度を上げたい人
流石はOMM!様々な厳しい環境下でも使用できる本当に便利なものを作り上げています。
気になる方は是非チェックしてみてくださいね~
それではまた!
※このインナーシュラフの詳しい内容はOMM公式から
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