[レビュー]”モンベルダウンハガー800#3”定番と謳われるその理由!!

モンベル ダウンハガー
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こんにちは!potamikanです。

今回は僕は愛用しているシュラフ「モンベルダウンハガー800#3」について記事にしていきます。

よくダウンシュラフの定番中の定番と言われるこのシュラフ、どのような理由で多くの人に使われているのかチェックしていきます!

注意!

現在”ダウンハガー800”シリーズは廃盤となり、”シームレスダウンハガー800”と変わりました。

旧型に比べ、更に温かく軽量コンパクトになりました。

しかし、内側・外側に施されていた”スーパースパイラルストレッチ システム”は内側のみになっています。

今回の”ダウンハガー800#3”と同モデルは、”シームレスダウンハガー800#3”となります。

飼われチンチラ
わさび

一緒に見ていこうね!

この記事はこんな人向け!
  • このシュラフの購入を考えている人
  • ほぼオールシーズン使えるシュラフを探している人
  • コスパのいいシュラフを探している人

スペック

素材表地:10デニール・バリスティック エアライト® ナイロン[ポルカテックス®加工] 裏地:10デニール・バリスティック エアライト® ナイロン[帯電防止加工]
重量573g(595g)※( )内はスタッフバッグを含む総重量。
収納サイズ∅14×28cm(3.8L)
適応身長183cmまで対応
快適温度4℃ 
使用可能温度-1℃
価格¥3,3000

※詳しくはモンベル公式から!

飼われチンチラ
わさび

このシュラフは3シーズンタイプだよ!

マミー型は基本的にそうですが、ヘッド部にドローコードが付いています。

これを絞ることにより隙間をなくし、シュラフ内の温かい空気を逃がすことなく効率よく保温してくれます!

ダブルジッパーでYKK製になっています。

持ち手も大きくスムーズに動きます!また、生地を噛んでしまっても破れにくい作りになっています。何度か噛ませましたが、現在も無傷です(笑)

シュラフ・収納袋と別にストレージバッグもついてきます。

ダウンは、常に圧縮しているとダウンが潰れてしまい性能やフワフワ感が落ちてしまいます

長期で保管する場合は、この袋に入れて保管しましょう!

いいところ

山でも使える800FP!!

FP(フィルパワー)というものは、中のダウンが取り込む空気の量を数値化したものになります。数字が大きいほど空気を取り込み膨らむので、よりコンパクトになり断熱性・保温性が高くなるということです。

現在の同社の最高レベルは1000FP。800FPというとお手頃だけど山岳用として充分に使える高コスパの部類。

写真のとおり、あの小さな収納袋から取り出してこんなに大きく膨らんでくれるので、荷物を減らしたい登山では最低でも700FP以上を選ぶのがセオリーですね。

そして十分温かい。春先~晩秋まではこれひとつで大丈夫です!

また、足先は立体的に膨らむ作りになっていて窮屈感を感じにくいです

飼われチンチラ
わさび

寝心地もフワフワや!

生地が伸びる!

モンベルは他にはない独自の”スーパースパイラルストレッチ システム”を取り入れ、生地が伸びるシュラフにしています。

分かりづらいですが、写真ではあぐらをかいて座っています。それぐらい伸びてくれるのです。

なるべく疲れを残したくないアウトドアでの睡眠で、個人的に一番の原因が「寝返りを打てない」ことだと思っています。常に同じ姿勢では圧迫した部位の血流が悪くなり、体への負担がかかってしまいます。

結果、次の日に「なんか体がバキバキ。。。」「寝たのに疲れた。。。」となるのです。

その点、このシュラフは他とは違い生地が伸びてくれるので圧迫感・窮屈感が軽減され、シュラフ内で寝返りが打ったり体を動かしたりしやすい。

この内容が一番特筆すべきメリットですね。外で寝ることに慣れていない初心者の方にもおススメできるシュラフです。

使い方でオールシーズン!

シュラフごと設定されている温度を見るときは、「快適温度」を目安にしてください。

使用可能温度」を目安にすると、全然寒くて痛い目みるので注意しましょう!

このシュラフは快適温度が4℃のため真冬の単体使用は厳しいです。

しかし、快適温度を上げることはできます。それは写真のようにブランケットをかけたり、シュラフカバーをすることで可能!

このシュラフと”SOL エスケープビビィ”を使用して-1~-2℃まで温かく眠ることができました!

-5℃以下となってくると流石にこのシュラフでは、どんなに+αしても役不足になってしまいますのでご注意を。

しかし0℃前後でしたらやりようで全然使えるので、僕は登山でもキャンプでも一年中出番が多いシュラフになっています!

温度調節がしやすい!

ダブルジッパーになっているので、暑いときは下から足を出すことができます。

そして夏に使うときは、ジッパーを全開にして掛布団のように使えます。

飼われチンチラ
わさび

暑ければ、掛布団にしたシュラフを端に除ければいいからね~

このようにダウン素材ですが、オールシーズン使用できる万能なシュラフです!

気になるところ

ジッパーが生地を噛みやすい

ジッパー部が大きいのが原因なのか、生地を噛みやすいです。

ただ前述のとおり、ジッパー自体が噛んでしまっても破れにくい作りになっているので、僕の場合は問題なく使用できています!

飼われチンチラ
わさび

でもやっぱ、気は遣っちゃうよねぇ~

やっぱり水に弱い

ダウンは基本そうですが、水に濡れるとほぼ機能しなくなります

テント内が結露で濡れることがあるため、滴ればシュラフは濡れてしまいます。

濡れたら冷たく、ジメジメと気持ち悪くなります…

飼われチンチラ
わさび

特に日本は湿気が多いからねぇ~

正直こればかりは環境が環境なので仕方がなく、ダウン製を使う以上向き合っていくしかない内容です。

対策としては、前述のようにシュラフカバーやブランケットなどを使用しましょう!

背中側は温かくない

シュラフの保温性は、ダウンが含む空気のおかげで断熱されて温かさを維持するものになっています。

全てのシュラフに言えますが、背中側はダウンを潰しているので保温機能はほぼなくなります。

背中側は”マット”を使用して断熱をしましょう!

ニーモ テンサーアルパイン

また、背中側がない「キルト型シュラフ」というものもあります!

どうせ背中側が意味ないなら!と思う方は、こちらもおススメします。

↓キルト型シュラフの記事はこちら

キュムラス キルト350

まとめ

いかがでしたでしょうか?

僕自身、現在もオールシーズン使用している”モンベルダウンハガー800#3”

定番と言われる理由は、ほぼオールシーズン使用できる汎用性の高さと、それに対して比較的低価格な点だと思いました!

まず初心者の方におススメできるシュラフですね。シュラフは命に係わるギアでもあるので、あまり出し惜しみせず買うことが大事。

アウトドアにハマれば、キャンプだけでなく登山にも使用できるスペックですので手放さないでずっと使うことが出来るシュラフですし、ハマらなくても金額的なダメージが少なめですからね!

こんな人向け!
  • ほぼオールシーズン使えるシュラフが欲しい人
  • マミー型だけど快適なシュラフが欲しい人
  • 初めてシュラフを購入する人

冒頭に書いたように現在は廃盤のタイプになっています…

飼われチンチラ
わさび

かなしい。。。けど!

新しく”シームレスダウンハガー800#3”となっているようです!

旧型タイプもまだ売っているので、皆さんも購入を考えてみてはいかがですか?

それではまた!

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