こんにちは！potamikanです。
今回ご紹介するギアは、”山と道 UL All-weather Hoody ＆ Pants”
圧倒的な軽さにして、しっかりした防水性、なによりレインとは思えないほどの通気性が魅力のウェアです！
レインウェアの悩みを解消した機能性が非常に良かったので、レビューしていきます！
- このウェアの購入を考えている人
- 軽量なレインウェアを探している人
- 蒸れないレインウェアを探している人
もくじ
スペック
| サイズ | S / M / L / XL |
| 重量 | Hoody 106g（Size S） 110g（Size M） 118g（Size L） 128g（Size XL) Pants 80g (Size XS) 85g (Size S) 94g (Size M) 99g (Size L) 104g (Size XL) |
| 素材 | パーテックス・シールドエア（ナイロン） |
※このウェアの詳しい内容は、山と道公式から！
こちらのモデルはジッパーがないタイプです。触れるととても薄いことがわかります。
上下どちらも、とてもシンプルなコードストッパーになっています。
パンツには、山と道らしいスマホ用ポケットがサイドに付いています。
手首、足首は内側にのみゴムが入っています。
まとめてしまえば、このサイズ感！コンパクトですね～
いいところ
めちゃめちゃ軽い！
なんと、上下レインウェアの合計で200gを切る重量となっております。
内訳はこんな感じ。
どちらも無駄なポケットやコード類を取っ払っているため、とても軽量化されています！
軽量なだけでなく、非常にコンパクトになるので収納にも困りません。
レインウェアは必ず持っていきますが使用しないこともあるので、これだけ軽量コンパクトになってくれるのは非常にありがたいですよね！
しっかりした防水性！
これだけ軽量であるのに、10,000mmの耐水圧性能を持っています。（大雨に耐えられるレベル）
もちろんメンブレンで使用している「パーテックス シールドエア」がとても優秀な点もありますが、他にも考えられたこだわりが。
フーディについては、ジッパーを無くしフード部以外を1枚布で構成された作りになっているため極力雨の侵入箇所を減らすようにしています。
また、縫い目が珍しいですよね？
これは”超音波溶着技術”を使用した、生地を熱で溶かしてくっつけている跡なのです！
従来のような糸での縫い付けでは、縫製箇所から雨が侵入してしまいます。それを防止するためのシームテープも経年劣化は避けられません。
しかしこの技術を使用することで、より雨が侵入できない作りにしながら長い間使用し続けることを可能にする耐久性も強化しているのです！
裏側をみると、マイクロシームテープもされていました。
わさび
御見それいたしました。。。
流石です。軽いからと言って、しっかり抜かりのないレインウェアになっていました！
全天候で着用し続けられる！
レインウェアの悩みといえば、やはりムレ感でしょう。どれだけ透湿性の良いレインウェアでも、自分の汗で雨に濡れずともビッショリなんてことも…
しかしこのウェアは、外からの風も取り込みながら内側の湿気をしっかり放出してくれます！
その秘密は素材。”パーテックス・シールドエア”はシェル素材なのに、とんでもなく通気性・透湿性が良いです。
そのため、レインウェアを着ていることを忘れてしまうほど快適に着用することが出来るのです！
晴れの日に着用しても、熱がこもらず着続けることができる点は、いちいち脱ぎ着しなくていいメリットにもなります。
これは、間違いなく”全天候型レインウェア”だと感じました！
気になるところ
通気性が良すぎる
このレインウェアは、非常に通気性が良いが故に大きなデメリットがあります。
それは、「着用しても温かくならない」という点です。
レインウェアの利点の1つとして、通気性や透湿性が悪いことを利用した”蒸らして温まる”という使い方が出来ます。
これは、急な雨などで濡れてしまった体を冷やさずに保温することが出来るというメリットにつながります。
残念ながら、その恩恵を受けることが出来ません。バンバン空気が入ってくるので、濡れた体も冷やされてしまいます。
ただ、ウェアのレイヤリングなどを工夫（インサレーションを着用したり）すると、デメリットは改善されます！
個人的にはトレードオフに考えても行動中のムレの方が嫌なため、あまりデメリットには感じておりませんが、気になる点ですね。
破れに注意
ウェアもパンツも約100gと非常に軽量なため、生地自体とても薄いです。
藪漕ぎや岩場での使用は少し気が引けてしまいます。
実際にハイマツの多い場所を藪漕ぎしながら通行した際、擦った部分に跡が残ってしまいました。
穴が空かなかったのである程度の耐久性は担保されていると思いますが、やはり怖い。
気にせずガンガン使いたい方は、少し抵抗があるかと思います。
高い
山と道なので機能性は申し分ないのですが、流石のお値段です。
今回ご紹介しているウェア。それぞれフーディが約3万、パンツが約2万。
合計約5万となります。
ゴアテックス製？と勘違いする金額となっています。
使用すると、圧倒的な快適性と軽さなどによって納得の商品なのですが、なかなか手が出しづらいかなと感じました。
着用感
174㎝/64㎏でMサイズを着用。
ウェアの上から着用することを前提としているので、ゆったりめのサイズ感です。
無駄を削いだ、シンプルな単色カラーがとてもいいです！
まとめ
いかがでしたでしょうか？
超軽量でありながら、しっかりした防水性を兼ね備えているのでシンプルなレインウェアとしても問題なく使用できます。
それだけでなく、他ブランドのレインウェアにはない圧倒的通気性・透湿性のおかげで、アクティブな行動中に着続けていてもムレにくい快適さが特筆する点。
レインウェアは登山では必須ギアでもあり、手のひらサイズになる携帯性の良さも見逃せませんね！
わさび
軽さと機能性の両立やで～
- 超軽量なレインウェアが欲しい人
- 蒸れないレインウェアが欲しい人
ムレる悩みが消えた点は個人的に大革命と感じたギアでした！
気になる方は是非チェックしてみてください。
それではまた！
※このウェアの詳しい内容は、山と道公式から！
わさび
どんなときでもこれを着てられる！