[レビュー]”パランテ V2″ 日帰りからロングトレイルまで!なんでも対応できるULザック

パランテ V2
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こんにちは!potamikanです。

今回ご紹介するギアは、”パランテ V2″

パランテのバックパックの中枢を担うモデルで、ここからデザートパックウルトラライトといったモデルに派生しております。

飼われチンチラ
わさび

パランテでも特に人気なモデルやね!

これ一つあれば、だいたいのULハイキングに適応できるバックパックでしたのでレビューしていきます!

この記事はこんな人向け!
  • このバックパックの購入を考えている人
  • 丁度いいサイズのULバックパックを探している人
  • オールシーズンで使えるULバックパックを探している人

スペック

背面サイズS : 40.64cm
M : 48.26cm
重量Black: Ultraweave : 485g(S) / 499g(M)
Sand :Grid : 510g(S) / 530g(M)
素材Black: 200dウルトラウィーブ
Sand :210d hdpeナイロングリッドストップ
容量S : 31L
M : 37L

※このバックパックの詳しい内容はパランテ公式から

このバックパックで使用されている素材は、ウルトラウィーブとナイロングリッドストップの2種類のモデル展開。

こちらはウルトラウィーブのモデルです。軽量でありながら、ダイニーマのような強度を持ちつつ防水性も高い素材となっております。(※完全防水ではありません)

サイズは M。容量37Lのバックパックです。

フロントに大きいポケットが1つ。

そのフロントポケットの隅には、ペグを入れる用のポケットがあります!。

ペグケースが不要になりますので、より軽量化することができます。

両側面にはサイドポケットが1つずつ。

コンプレッションコードも付属。

トレランザックのように、ショルダーストラップにボトルポケットが2つあります。

500mlのペットボトルが余裕で入り、スマホなど収納にも使えます!

パランテのユニークなボトムポケット。

バックパックを背負った状態で、手を入れることができる位置にあります。

ウエストベルトもあります。

サイドポケットの下部に収納することができますので、重量が軽い時や登りの際にはしまっておけるようになっています!

開口部はスナップボタンとバックル。

両側のバックルを留めたあと、ロールトップのようにくるくると巻いてフックとコードで締め上げます。

いいところ

ポケットが豊富!

パランテは”バックパックを下さずひたすら歩き続ける”というFKTを意識したブランドですので、背負った状態でアクセスできるポケットが多いです。

ショルダーストラップには、ペットボトルや行動食、スマホ、サングラスなどを収納すると便利!

ボトムポケットには、行動食のほかにすぐ使いたいギアの収納に優れています。

これがスゴイ!バックパックを下ろさずに、ギアの出し入れが出来ます!

サイドポケットもナルゲンの広口1Lボトルが収納可能な大きさ。500mlペットボトルであれば2本は入れることができます。

バックパックを下ろす手間が減り、より歩くことに専念できるバックパックとなっております。

身体に追従する!

他メーカーのULバックパックにもブレを抑えたり、安定感を出すためにウエストベルトを採用しているものがありますが、気休め程度のモノが多いです。

そんななか、このバックパックのウエストベルトは身体との一体感を感じながら、ブレもしっかり抑えてくれるものになっていました!

その秘密は、ウエストベルトのバックパックと繋ぎ目の位置。

実はこのウエストベルトは、バックパックの赤丸の位置が縫い目になっているのです。

飼われチンチラ
わさび

バックパックの正面側からサイドポケットを通って出てくる構造なのね~

ウエストベルトを締めることでバックパック下部を正面方向からグッと身体側に寄せることが可能。より身体の動きに追従し、密着する分ブレも解消しています!

よく考えられている。。。容量がそこそこありながら、スピードハイク出来る仕組みに作られていますね!

万能なサイズ感!

このバックパックは Mサイズで容量37Lです。

容量は決して大きくはないのですが、ある程度ULに慣れて装備が整っている方にはとても使いやすいサイズ感。

日帰り登山は当たり前で、テント泊縦走やロングトレイル、経験次第では雪山にも挑戦可能。幅広いアクティビティに対応することができる容量なのです!

アックスループも付いてるので冬装備も対応可能

そのため一年通して使い続けることができるバックパックとなっております。

気になるところ

外付け機能が乏しい

ファストな山行に合わせたバックパックですので、あまり外付けできない作りになっています。

サイドコードもポールなどの仮止めは出来ますが、基本的にはバックパックのコンプレッションを目的として最小限の作り。

フロントポケット周りにもコードを通すループがないので、拡張することもできません。

”使わない道具は持っていかない”というUL精神で、ギアの取捨選択をせざるを得ないバックパックとなっています。人それぞれのスタイルがありますので万人受けはしないでしょう。

入手困難

このブランドは、日本で取り扱っている店舗がとても少ないうえに、非常に人気なため手に入りにくいです。

SNSなどの情報から入荷のタイミングをチェックする必要があります。

パランテ公式(海外サイト)であれば、在庫があったりするので個人輸入で購入することをオススメします!

背負った見ため

ULバックパックのため、背中で背負うように作られています。

重心が体の上にくることで、下半身がフリーになり動きやすくなります!

登山用として実用性もしっかりありながら、他にはないデザインが惹かれるポイントです!

デザートパックとの違い

同じようなサイズ感である同メーカーのデザートパックとの違いをご紹介します。

パランテ デザートパック
デザートパック
  • 容量が大きい(V2:37L → デザートパック:43L ※Mサイズ)
  • 素材がより厚い※強度が強い(V2:200Dウルトラウィーブ → デザートパック:本体400D サイド・ボトム800Dのウルトラウィーブ)
  • ショルダーハーネスの厚みがV2に比べ、約1㎝程厚い

V2に比べ全体的に厚み増加による強度が上がっているため、岩場や藪漕ぎなどにより強く安心感が向上。

また、容量が少し大きいので重量が重くなっても肩の負担を減らすために、ショルダーハーネスの厚みが若干厚めに作られています。

普通のハイキングやトレイルであればV2で事足りますが、より挑戦的でハードな山行などではデザートパックが向いていると言えるでしょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

いろんなアクティビティが行える容量でありながらスピードハイクを意識した、アクセスしやすいポケットの数・体との一体感を感じれるウエストベルトなどの経験者だから作れる実用的なこだわりが詰まっていました!

デザイン性が高いだけに”オシャレかもしれないけど本当に大丈夫?”と思われがちですが、素材のウルトラウィーブもダイニーマに似た強度と防水性なため、山行でもガシガシ使える頼れるバックパックとなっています。

飼われチンチラ
わさび

見た目で判断したらあかん時代やで。。。!

こんな人向け!
  • ファストな山行に使えるバックパックが欲しい人
  • ULバックパックで汎用性が高いサイズが欲しい人
  • オールシーズン使用できるULバックパックが欲しい人

パランテで迷ったら、まずこのバックパックを試すのをおススメします。

僕のようにパランテ中毒者になってしまうかもしれませんが。。。(笑)

それではまた!

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