[レビュー]”シールソン UNUS30″ 台湾発!山と街をクロスオーバーするベスト型ULザック

SEALSON UNUS30
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こんにちは!potamikanです。

今回ご紹介するギアは、”SEALSON UNUS30 FASTPACK”

ULギアは、特にアメリカブランドが目立ちますがこちらは台湾ブランド!

はっきり言って、めちゃくちゃ良かったのでレビューしていきます。

飼われチンチラ
わさび

ご参考までに!

この記事はこんな人向け!
  • このバックパックの購入を考えている人
  • 山、街で使用できるバックパックを探している人
  • ベスト型のULザックを探している人

スペック

サイズワンサイズ(背面44㎝)
容量24L メインコンパートメント + 2×1.5L サイドポケット + 4L センターポケット 
計30L
重量462g
素材ECOPAK™ EXP70RS
ウルトラストレッチ
ナイロン + スパンデックス メッシュ
3D ナイロン メッシュ
耐荷重9㎏

※このバックパックの詳しい内容は、SEALSON公式から

“SEALSON(シールソン)”は、アウトドア精神のミニマリスト向けファッションアパレルで、バックパックの他に財布やアクセサリーを制作している台湾発ブランド。

今回の「UNUS30」は、ファストハイクに合わせたULザックとなります。

フロントにはショックコードがあります。

付け外しがしやすいフックが中心にあるので、外付けが簡単!

※本来は黒の反射ショックコードが標準で付いています。僕は別で用意した白のショックコードに変更。

フロントポケットは大きく付いています。容量は4L。

サイドポケットの容量は1.5L。斜めに切られているので、背負った状態で取り出しやすい形状になっています。※入れているペットボトルは700mlです。

ショルダーポケット付き。最近のULザックは標準装備になっていますね!

ザック底面には、フロントと背面につながったトンネルスリーブがあります。

どちらも背負った状態でアクセスできます!

ショルダーハーネスは、フルメッシュの首元までつながった作り。

ショルダーハーネスの繋がったベルトは3点で繋がっていて、引くと体への密着感が得られます。

流石ファストハイク向けザックと言えるフィット感。このあたりの作りは”パランテ ジョーイ”と同じですね!

ザックの左側にのみデイジーチェーンが付いています。

写真のようなコードを取り付ければ、トレッキングポールや傘などの外付けに便利です!

※こちらも同ブランドでオプションとして販売されていますが、僕は自作して使用しています。

背面には、コードを通すループが4点。コードも同ブランドのオプションで購入可能。

背面パッドを外付けすることで、背負い心地の向上になります。

ザック開口部は、スナップボタンとバックルでロールトップ式。

フロントポケットに付いたフックで固定することが可能。

ショルダーのスターナムベルトはなく、トレランのようにショックコードになっています。

ショルダーハーネスにデイジーチェーンがありますので、2点引っ掛けて固定します。

右側に付いたコードストッパーで調整します。

そしてこのザックの面白いところは、ザック下部から背面側にかけて止水ジッパーが付いていることです!細かい内容は下記にまとめてあります。

”SEALSON”のロゴ。

いいところ

トレランザックのようなフィット感!

ファストハイクを意識したザックということだけあって、体へのフィット感がとても良いです!

ショルダーハーネスは、フルメッシュのベスト型になっているので体のラインに沿うようにフィットします。

コードは、無数のデイジーチェーンから自分に合う高さで固定することが可能。また、中心にあるコードストッパーは上部、下部と引っ張る位置を選べるので固定したい箇所もある程度融通が利く作りになっています。

ショックコードを使用しているので、呼吸をするときに胸が開きやすくアクティブな山行で息が上がる場面でも窮屈感がありません!

前述した通りショルダーハーネスは、肩だけでなく首の後ろ側にも来るようにつながった作りになっています。

これにより体とザックの一体感がより得られるだけでなく、肩だけに乗っていた荷重が背骨にも乗るようになることで、体の中心で背負っているような荷重分散がされます!

ザック自体も縦長の形状をしているので、左右のブレも少なく行動することが可能。

全体的に、”パランテ ジョーイ”に似ています。

パランテ ジョーイ

ジョーイの背負い心地を知っている方は分かると思いますが、とてもフィット感がいいです。こちらのザックも似たようなフィット感を得られました。

違いとしては、やはりスターナムベルトがショックコードになっている点。

そのためジョーイより、もっとトレラン向けのザックという位置づけかなぁと感じました!

登山としての機能性が良い!

ファッションアパレルだからと侮ってはいけません。

しっかり登山使用を目的とした機能性であふれています!

まずは素材。

”ECOPAK™ EXP70RS”を使用しております。

こちらは、100%リサイクルポリエステル繊維で作られており、通常のナイロン生地よりCO2を約453g節約する非常にサステナブルな素材です。

リップストップ生地と正方のひし形が特徴で耐久性・防水性が高く、登山での使用にも向いています。

そして外付けが豊富です。

フロントにショックコードがありますので、ヘルメットなどの取り付けも簡単!

もちろんスリーピングマットなども外付け可能です。

オプション品購入か自作をすることで、写真のように長いギアを外付け出来ます。

フロントポケットもスリムに見えますが、下部に広がるマチが付いているのでレインウェアなどの収納に適しています。

ボトムのトンネルスリーブは、行動食やゴミなどを入れるのに便利です。

ちゃんとザックを背負った状態でもアクセス可能!

別でコードを用意すれば背面パッド取り付け可能。

寒い時期は左側の”エバニュー トレイルマット”をカットしたものを使用。夏は通気性を求めて”山と道 Breathable Pad”をカットして使用しています。

また、ULザックの一気室での悩みを解消してくれるのが、サイドジッパー。

ここまで開きます。そのため、ザックの下部に入れてしまったギアも取り出しやすいです!

サイズ感も最大30Lと、ULハイカーであれば日帰りだけでなく小屋泊、テント泊縦走にも使用できるサイズなので、非常に使い勝手がいいです。

登山用としての機能性も充分で、サイドジッパー付きで丁度いいサイズ感。それでいてザック重量462gと超軽量!

これは、しっかりとした登山用のULザックと言えるでしょう!

飼われチンチラ
わさび

恐れ入りました。。。

日常使いも可能!

サイドジッパーがあることにより、いちいちロールトップでクルクル開けずとも内部にアクセス可能。また、背面に17インチノートPCがぴったり収まるサイズになっています。

そのため、街での日常使いにも適しています!

生地も防水性がありますので急な雨でも内部が濡れづらいですし、耐久性も高いので長く使用することが出来ます。

登山帰りに街に降りてきてもスッと馴染むデザインで、山でも街でも活躍するため1つ持っていればどちらでも使用できる点は、確かにミニマリスト向けだなと感じました!

飼われチンチラ
わさび

登山や日常使いだけじゃなく、旅行での使用にも最適やで!

気になるところ

固定感は若干弱め

スターナムベルトが全てショックコードになっていますので、しっかりした素材のベルトと比べると固定感が弱めに感じます。

このようなザックはウエストベルトがない分、ショルダーベルトとスターナムベルトをしっかり締めることで、体へ密着させ荷重の分散を行うように作られています。

固定感が弱くなると、荷物が増えた時にブレやすくなってしまったり背中の後ろ側に重心が下がってしまったり。肩など体の負担につながってしまいます。

そのため、重量はなるべく軽くして使用することを前提に考えたほうがいいと思います!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ULザック流行りのボトムポケットやショルダーポケットも標準装備。パランテのようなショルダーの作りであったり、Zpacksのような背面コードや外付けが拡張出来る機能性が優秀!

30Lサイズのザックですがトレランのようなフィット感とブレにくい縦形状なので、しっかりと体に密着させて背負うことが出来ます。

また、デザインも良いので山・街両刀使い出来るザックです。個人的には日常使いや旅行での使用もピッタリでミニマリストなザックだなぁと感じました!

飼われチンチラ
わさび

いろんなとこのいいところを詰め込んだザック!

後続ブランドの強みだねぇ~

こんな人向け!
  • トレランザックのようなフィット感を得られるULザックが欲しい人
  • 山でも街でも使えるULザックが欲しい人

ULザックと言えばアメリカ製を思い浮かべると思いますが、他国ブランドもどんどん進化しています。

気になる方は是非チェックしてみてください!

それではまた!

※このバックパックの詳しい内容は、SEALSON公式から

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