こんにちは!potamikanです。
今回ご紹介するギアは、”エバニュー MP500 Flat”
数多くのキャンパー・ハイカーが愛用している名作クッカー「チタンマグポット500」
使用していて、ちょっと気になっていた底の段差。ありましたよね?
とうとう待望のフラットタイプが販売されたため、レビューしていきます!
- このクッカーの購入を考えている人
- チタンマグポット500のフラットタイプが欲しい人
スペック
サイズ | 径97×深さ87mm |
重量 | 79g(シリコンチューブ含む) |
素材 | チタン |
容量 | 550ml |
付属品 | 収納袋(ソフトタイベック生地) |
※このクッカーの詳しい内容はエバニュー公式から
エバニューの名品”チタンマグポット500”のフラットタイプです。
こちらも変わらずに、200ml刻みのメモリがあります。
- 200ml 粉末スープ、フリーズドライ食品
- 400ml カップめん、調理での湯沸かし
これが使いやすい!水を無駄にせず湯沸かし出来ます。
前述した通り、底がフラットになっています。
もともと”チタンマグポット500”にある段差は、専用ゴトク「アルコールストーブ用スタンドDX」に合わせて作られています。
より汎用性を高めるために、フラットタイプの販売が開始したそうです。
付属品も同じく、ソフトタイベック生地の収納袋があります。
いいところ
フラットで安定感アップ!
チタンマグポット500の底は段差があるだけでなく、実は少し湾曲した形状をしています。
そのため3本ゴトクのシングルバーナーや小型タイプのゴトクに置くと、やや不安定な状態で心配になることがありました。
しかし、フラットタイプを導入したことでその悩みが解消。小さめのゴトクでも安定して置くことが可能に!
そうした背景には、ユーザーの増加があります。
今まで、登山のサブカルチャーのようであった”UL(ウルトラライト)ハイキング”やギアの軽量化への関心が広まったことにより、多くの人が”チタンマグポット500”を使用するようになりました。
こだわりが強かった底面の段差を廃止することで、様々なゴトクでの安定感向上・スタッキングのしやすさがメリットとして増え、より多くのユーザーに向けた使いやすいクッカーに仕上げたのです!
UL(ウルトラライト)の広がりを感じるねぇ~
これからのULクッカーの新定番になること間違いなしですね!
シリコンチューブ付きで熱くない!
チタンマグポット500と違い、ハンドルにもシリコンチューブが付いています。
これにより、熱したクッカーを気にせず持ち上げることが可能!
これも、より多くのユーザーに向け利便性を意識した配慮でしょう。
チタンマグポット500は、持ち手が熱くなるから別で鍋つかみ使ってたねぇ~
ハンドルの下側にシリコンチューブが行き届いていない理由は、火が当たって溶けてしまわないようにするため。相変わらず細かいところにまでこだわりがありますね!
また、不要であればハサミで簡単に取ることが出来ます。よりULにしたい方は取り外して使用しても良いと思います。
変わらぬ使いやすさ!
使用感としては、チタンマグポット500と変わらず。
注ぎ口、フタのピッタリ感、ハンドルの固定感、綺麗な縁、全てがこだわり抜かれたクッカーだなと改めて思わせてくれました!
※細かい内容については”チタンマグポット500”の記事でまとめてあります。
チタンマグポット500との違い
チタンマグポット500 | MP500 Flat | |
サイズ | 径97 x 深さ87mm | 径97×深さ87mm |
重量 | 75g | 79g |
容量 | 550ml | 550ml |
形状 | 段差あり | 段差なし |
持ち手 | シリコンチューブなし | シリコンチューブあり |
大きく違う点は、やはり形状。
また、ハンドルにシリコンチューブを付けていることにより重量もやや多いです。
取り外してしまえば、チタンマグポット500の重量とほぼ同じになると思います。
ほかに細かいところで言うとシリコンチューブの色。
エバニューと言えば、チタンに赤いシリコンチューブのイメージですが今回はダークブルーになっていました!
ちょっと渋めでかっこいいねぇ~
まとめ
いかがでしたでしょうか?
フラットになったことで、どんなゴトクにも置きやすくなり、スタッキングする際もより幅広いギアを収納できるように進化。
チタンマグポット500のちょっとしたストレスを解消しながら、変わらずの使いやすさと軽量さを両立させたクッカーとなっておりました!
正直、専用ゴトクを使用しない方からしたら全く不要な段差でしたしね(笑)
エバニューのこだわりに尖った感じも好きだけどねぇ~
- フラットタイプのチタンマグポット500が欲しい人
- ULクッカーが欲しい人
より多くのユーザーが使えるように生み出されたこのクッカーは、UL(ウルトラライト)の広がりを感じてとても嬉しいギアです。
これを機に、ギアの軽量化やULに興味を持ってみてはどーでしょう?
それではまた!
必要ない人には、いらない段差だったんよね~