[レビュー]”ダーストンギア カクワ55″ 軽さと快適さの両立!新時代の大型ULバックパック

ダーストンギア カクワ55
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こんにちは!potamikanです。

今回ご紹介するギアは、”Durston Gear Kakwa55”

海外では大人気のブランド。

一般的なULザックとは違い、荷重運搬能力を意識した快適なULザックでしたのでレビューしていきます!

飼われチンチラ
わさび

次世代のULザックの肝は、”快適性”や!

この記事はこんな人向け!
  • このザックの購入を考えている人
  • 耐久力が高いULザックを探している人
  • 腰荷重がしっかり効くULザックを探している人

スペック

サイズ(背面長)S 15 – 18 インチ (38 – 46 cm)
M 17 – 20 インチ (43 – 51 cm)
L 19 – 22 インチ (48 – 56 cm)
サイズ(ヒップベルト)S 27 – 41インチ (69 – 104 cm)
M 28 – 43インチ (71 – 109 cm)
L 29 – 45インチ (74 – 114 cm)
重量ウルトラ 200X: 825g (S)、850g (M)、875g (L)
ウルトラグリッド: 870g (S)、910g (M)、950g (L)
容量S 58L
M 61L
L 64L
素材ウルトラ200X
ウルトラグリッド
最大荷重45ポンド(約20㎏)

※このバックパックの詳しい内容は、Druston Gear公式から!

こちらのザックは、創設者Dan Durston の細部へのこだわりと何千マイルものバックパッキング経験から開発されています。

荷物の運搬と人間工学の第一原理に基づいて設計されているため、快適な背負い心地を感じることが出来るのです!

今回のモデルはウルトラ200X。

正面にメッシュで出来た大きなフロントポケット。

サイドポケットは、左右で形状が違います。左側は底が深く入口が水平、長いギアの収納に役立ちます。右側は入口が斜めになっており、背負いながらアクセスしやすい形状になっています。

左側のサイドポケットにはジッパー付きポケットがあります。こちらも背負ったままアクセス可能。

ショルダーにはポケットが2つ。500mlボトルも余裕で入ります。

スターナムベルトはもちろん、ULザックには珍しいロードリフターがあります。

ウエストハーネスにもポケットが2つ。スマホも入れられるサイズ感。

ヒップベルトは1箇所を引くことで、2点に作用して締め上げる仕組み。

サイドコードはバンジータイプではなく、シンプルなコード。伸縮性はありません。

開口部にはスナップボタンなどはなく、両端にバックルのみ。

中身は一気室。

ロールトップで閉じて、Y字のストラップで固定します。

背面にはU字のアルミフレームが入っています。

いいところ

非常に快適!

前述した通り、このザックは荷物の運搬と人間工学を第一に設計されています。

数あるULザックはロードリフターを省くことで水平構造を崩し、人間工学に適さないショルダーストラップとヒップベルトになっているため、荷物の運搬能力を犠牲にしています。

飼われチンチラ
わさび

特に40L以上のULザックに言えることやで~

そこに着目。1つ目はロードリフター。上部を背中側に寄せ全体の荷重を身体に近づけることが出来るため安定感とブレの抑止につながります。

2つ目がU字フレーム。中空のアルミ素材で出来ていながらU字形状のおかげで頑丈なフレームになっています。特筆したいのがフレーム下部はヒップベルトにつながる位置に、フレーム上部はロードリフターにつながる位置に来る作りになっていること。これにより、荷重を肩から腰に効率よく移すことが出来るのです!

ウエストハーネスは少し内側に縫い付けている

3つ目がヒップベルト。ザックのサイドから縫い付けられておらず、少し内側から縫い付けられているため、腰をしっかり覆ってくれます。また、ベルト1本を2点で固定することで、てこ作用が効いて簡単に締めることが出来る作りになっています。

最後にショルダーストラップ。身体の輪郭に沿ったS字型に作られています。上半身の動きを妨げず人間工学に基づいた形状になっているのです。

以上のことから運搬能力を向上させ、快適な背負い心地を生み出しているのです。

最大荷重20㎏までを可能にしているのも同様の理由。

そして重量850g。見事に快適さと軽量さを両立させたバックパックとなっているのです!

最高な品質と耐久性!

このザックの製造元は、なんとあの”ARC’TERYX(アークテリクス)”のバックパックを製造している工場と同じだというのです。

ULザックとの作りの違いで言うと、厚手の糸を使用し全て2重縫い付けで、より強力な折り畳み縫いを採用されているそうです!

実際に縫製などを確認すると、非常に綺麗なのが分かります。

素材も”ウルトラ200X”を使用。他ブランドでは軽量化のために、より薄い”ウルトラ100X”を採用するところも多いのですが、生地厚でしっかりしたものを採用。

メッシュも頑丈なタイプになっており、品質だけでなく耐久性も最高級なのです!

コスパが良すぎる!

現在(2024/8)の価格が、ウルトラ200Xで 39,200円 ウルトラグリッドで 30,000円 です。

他ブランドの50L以上のULザックは、同素材のものでも軽く 60,000円越えが当たり前。それを上記の値段で販売しているというのが驚きすぎる。。。

なぜかは分かりませんが、とんでもない企業努力ということだけは分かります。

飼われチンチラ
わさび

感謝過ぎる~~

ただ、代わりにブラックフライデーなどでの割引きはしていないみたいです。

そりゃしなくていいですよね。(笑)普段から安すぎですから!

気になるところ

サイドのジッパーポケットが微妙

この部分のジッパーポケットは、サイドポケットの外側の空間を利用して配置されています。

そのため、サイドポケットに多くギアを入れてしまうとジッパーポケットの容量を圧迫してしまい、全然ギアが入らなくなってしまいます。

あとはシンプルに、この位置のポケットにどのギアを収納するのが一番合理的か、自分自身が分かっておらず使い余している感じです。

おススメありましたら、お教えください(笑)

ULザックですが腰荷重を意識しているので、上部で背負い込むスタイルとは違います。

個人的に大きいザックは、なんか憧れるんですよね~

右側のサイドポケットには無理なくアクセスできます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ULザックの次世代は、快適性。今までのULザックは、ヒップベルトもなくロードリフターもなし。フレームもなくしてより軽く!が基本でしたが、このようなスタイルがあっても良いではないか!

快適さを惜しまず、おまけに1㎏を切る軽量さを兼ね備えたこのザックは、まさにこれからのULザックを牽引すること間違いなしでしょう。

最高品質を高コスパで使用できるのもありがたいですよね~

飼われチンチラ
わさび

長期の縦走や、楽しみ多めに詰め込んだテント泊登山とかに大活躍!

こんな人向け!
  • ULザックだけど快適さが欲しい人
  • 50L以上のULザックが欲しい人

ちょっと容量が大きいなぁ~と思われる方は、1つ下のサイズの”Kakwa40”もありますよ!

もし気になりましたら、是非チェックしてみてくださいね~

それではまた!

※このバックパックの詳しい内容は、Druston Gear公式から!

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