ULハイカーは”カーボンフェルト”を使う?簡単で基本的な3通りのMYOGご紹介!

ULハイキング カーボンフェルトの活用方法
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こんにちは!potamikanです。

今回はULハイカーにおススメしたい素材、”カーボンフェルト”の活用方法についてご紹介いたします!

飼われチンチラ
わさび

荷物の軽量化にもつながる内容やで~

ULハイカーならではの悩み解決や、MYOG(Make Your Own Gear)の精神を培うことが出来る3通りの内容に分けてまとめていきます。

この記事はこんな人向け!
  • ULハイキングでのカーボンフェルトの使用方法を知りたい人
  • 登山での荷物の軽量化をしたい人

カーボンフェルトとは?

カーボンフェルトとは

耐炎繊維のフェルトを焼成して炭素繊維のフェルトに加工した製品です。 炭素繊維フェルトとして断熱材や耐熱クッション材等に用いられます。

吉野株式会社

厚さ3㎜で耐熱温度は約700℃と非常に燃えにくく、また断熱性・遮熱性が高いためアウトドアでは焚火シートとして使われることが多いですね!

軽量で触り心地もチクチクせず、とても使いやすい特性を持っています。

飼われチンチラ
わさび

熱いモノにはカーボンフェルト!

この内容を加味したうえで、活用方法をご紹介します!

①ノーハンドルクッカーの持ち手に!

まず始めに、ノーハンドルクッカーの持ち手代わりになります!

ULクッカーには軽量化に特化したタイプで、ハンドルが付いていないものがあります。

しかしそれでは熱したクッカーを持ち上げることは出来ません。そこで”カーボンフェルト”

クッカーの外径に合わせて切って、つなぎ目を縫い付けるかホッチキスで留めます。

※この時、外径に対してピッタリよりやや短めに切ります。カーボンフェルトは少し伸びますので、ピッタリすぎるとブカブカになってしまうからです。

前述した通り、耐熱温度が高いのでクッカーに付けたまま焚火やバーナーにかけても燃えませんし、断熱性・遮熱性も高いのでクッカーの熱を感じずに持ちあげることができます!

エバニューのナベツカムなどのハンドリフターもありますが、圧倒的な軽量さでカーボンフェルトの方に軍配が上がります。

軽ーく”MYOG”の精神を培うことができ、家にあるもので出来てしまうのでおススメです!

②アルストや固形燃料の下敷きに!

2つ目として、アルコールストーブや固形燃料を使用する際の下敷きになります。

ULハイカーは超軽量テーブルとしてプラダン製のテーブルを使用したり、もはやテーブルを持っていかない方もいます。

そんなときに必要なものは火器を使用する際の下敷き。熱源からテーブルや地面、植物の保護のために必須です。

カーボンフェルトを適当なサイズに切ればOK!クッカー内に収納できるサイズ感にすることをおススメします。

非常に軽量で荷物にならず、断熱性・遮熱性が高いのでしっかり保護してくれます。

ちなみに

こちらは自己責任になる内容です。

僕の場合は、固形燃料の受け皿がないときにカーボンフェルトの上に直接置き、写真のように使用することがあります。

今のところ、それでも問題なく使用することが出来ています。

ただ、カーボンフェルト自体がとても固くなり劣化を早めていたり、地面への熱が伝わりやすくなるので芝生での使用を避けたりと気を遣っております。

受け皿の代わりになってくれるという一面もありますが、あくまでエマージェンシー的な意味と思って使用しております。実際に行う際は自己責任で。。。

③自作アルコールストーブに!

最後に、アルコールストーブを自作することが出来ます。

実は自作アルコールストーブって簡単に作れるのです。

必要なものは、写真のモノだけ。小さく平たいアルミ缶とカーボンフェルトのみです。

アルミの缶は100均などで探せばありますが、今回僕が使用しているモノはトランギアのジェルフューエルバーナーです。


カッターなどを使用して、アルミの缶に合わせてカーボンフェルトを切ります。

3㎜厚であれば、2枚ほど。

アルミの缶に切ったカーボンフェルトを入れ込めば完成!

20~30mlのアルコールで、300~400mlを煮沸させることが出来るアルストになります。

他の軽量アルストと比べても同等かそれ以上に軽く、実用性も確か。何よりMYOG精神を培うことができます!

また、カーボンフェルトが劣化してきたら新しく切り取ったものに替えるだけで、改めて使用することができるのでメンテナンスも楽で長く使うことが可能。

材料が少なく金額も安めで製作出来ますので、是非皆さんもトライしてみてください!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ULハイカーにとってカーボンフェルトは高機能で超軽量と、非常に便利な素材です。

最初に「”MYOG”で何かを手作りしよう!」というときに、安価で手に入りやすく基本は切って使う程度ですので入門編としてもおススメ!

1枚大き目のカーボンフェルトを購入してしまえば、今回の3通りの使い方をしてもまだ余りますので失敗しても何度でも挑戦できますよ!

実際にカーボンフェルトを導入することで、ハンドルをなくしたり軽量なアルストに変えれたりと確実に軽量化させることが出来ます。

飼われチンチラ
わさび

ほかの使い道や軽量化は自分で探そう!それがMYOGやで~

手作りで製作したギアは特に愛着が持てたり、他のギアに対してのありがたみに気づける機会を与えてくれます。是非チャレンジしてみてくださいね!

それではまた!

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