[レビュー]”Batchstovez Gram Weenie Pro”ゴトク不要の20gアルスト

こんにちは！potamikanです。

今回ご紹介するギアは、”バッチストーブ　グラムウィニープロ”

1つ1つ手作りされていて、デザインも美しいアルコールストーブです。

より軽量化を図りたい方にピッタリなアルストでしたので、レビューしていきます

火力も高いから、時間もUL化できるで！

スペック

※このアルコールストーブの詳しい内容は、Batchstovez公式から！

アメリカのガレージメーカーである、Batchstovez

とても芸術的なデザインのアルコールストーブを製作していますね！

「H－20」も名作ですが、今回は「Gram Weenie Pro」です。

サイドバーナー機構になっているので、穴が横にあります。

内部には燃料のMaxメモリ。

底にロゴがあります。

アルコールストーブ周りには、グラスファイバーが付いています。

とてもコンパクトなので、様々なクッカーにスタッキング可能！

こちらは「エバニュー　400FDカップ　NH」です。

いいところ

ゴトク要らず！

サイドバーナー機構になっているので、開口部に直接クッカーを載せて使用が可能。

そのため、必ずしもゴトクが必要ではないアルコールストーブになっています。

耐荷重もメーカ公式では”200ポンド（約90㎏）に対応”と表記されてるほど、強靭な作りになっているのでたっぷりの水を入れたクッカーでも安心して使用できます！

人が乗っても大丈夫。。。ってこと？

また、よくある3～4本ゴトクと違い円状の開口部がそのままゴトクとなるので、そこそこ大きいクッカーを載せても安定感が抜群。

ゴトクを省いて、より軽量化したい方にはピッタリだと感じました！

グラスファイバー付き！

下部にグラスファイバーが巻いてあることで、着火がしやすくなる点と本燃焼までの時間が短縮される点がメリットになります。

なかなか開口部に近づけないと着火しづらい形状をしているため、燃料を外部のグラスファイバーにかけ、そこから着火することで簡単に火が付くようになっています！

また、サイドの穴から火が出てくるのは本燃焼してから。アルコールストーブ自体が温まらないと本燃焼まで到達しないため、それまでの経過時間や燃料を無駄にしてしまう悩みを解決。外部から熱することですぐに本燃焼まで到達してくれます。

一石二鳥のギミック！

グラスファイバーなしのモデルもあったみたいですが、たった1つの工夫を組み込むだけで便利さが大きく向上！

1つ1つ手作りにこだわっている、メーカの努力が伺える点ですね。

とても頑丈！

前述した驚きの耐荷重からわかるように、非常に頑丈な作りになっています。

素材はアルミですが、しっかりした厚みで見た目から堅牢さも伝わる質感。

現状、岩場に落としたりぶつけたりで、キズがついても使用に問題なし！

壊れやすい構造もしていないので、生涯にわたって使用できるアルコールストーブなのではないでしょうか？

気になるところ

燃料計算しづらい

燃料の最大容量は30mlです。それで約470mlの水を沸かすことが出来るのですが、グラスファイバーにも燃料をかけるので使用量＋αで計算することになります。

長期の山行で綿密な計画を立てて、ギリギリの計算にしてしまうと後半で燃料切れになってしまうかもしれません。

このアルコールストーブだったら、余裕を持った燃料を持っていこう～

グラスファイバーは消耗品

巻き付けてあるグラスファイバーは、使用を重ねるごとに焦げついて劣化していきます。

素材もガラス。触っているとチクチクすることもあります。

スタッキングするクッカーの中にもガラス繊維が入っちゃうかもしれないので。、あまりに劣化したら僕は取ってしまうかもしれません。

風防は必須

風が強いときは、火がしっかり煽られます。

アルコールストーブのほとんどに言えることですが、風防は必須です。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

手の平サイズのアルコールストーブで、ゴトクいらずになるので非常にファストなパッキングが可能になります。

特に400～500mlサイズのクッカーとは相性が良く、サイドバーナー機構のおかげで底面全体を熱してくれるので煮沸も早いです！

デザインもカッコよく、雑に扱っても壊れにくい作りは、荷物も時間もULな方にピッタリですね。

火力が高くて、燃焼効率よくないのが玉に瑕だけどねぇ～

個人的にこのメーカーは、美しくもありながらどこかおもちゃのような雰囲気を持っており、とても気に入っています（笑）

もし気になりましたら、是非チェックしてみてください！

それではまた！

※このアルコールストーブの詳しい内容は、Batchstovez公式から！