こんにちは!potamikanです。
今回ご紹介するギアは、”バッチストーブ H-20”
アルコールストーブのなかでも、こちらはカーボンフェルト式を採用されています。
これがUL(ウルトラライト)ハイカーにはたまらない機能だらけでしたので、レビューしていきます!
- このアルコールストーブの購入を考えている人
- 低燃費なアルコールストーブを探している人
- ULなアルコールストーブを探している人
スペック

サイズ | 高さ:60mm 収納幅:40mm 展開幅:80mm |
重量 | 19g |
素材 | アルミ |
最大容量(燃料) | 15ml |
※このアルコールストーブの詳しい内容はBatchstovez公式から
アメリカ発のアルコールストーブブランドである”Batchstovez(バッチストーブ)”は、ひとつひとつが手作りであるこだわり。

一般的なアルコールストーブと違う点は、カーボンフェルト式であるところです。
ここに燃料(アルコール)を流し込み、着火させて使用します。

ゴトクはシンプルな3本。


大きさは折り畳んだ状態で手のひらサイズです。
展開方法も内側に折り畳まれた足を外側に向けるだけ!簡単ですね。

重量は約20g とても軽量。
ゴトク付きのアルコールストーブでこの重量はあまりありません!
いいところ
驚きの燃焼時間!

このアルストの最大の魅力は、燃焼時間の長さと燃費の良さです。
最大15mlのアルコールしか入らない本体ですが、その燃焼時間なんと約15分前後!
そして水300ml程度であれば、約6分ほどで沸騰させることが可能なのです。
このように、ちょっと弱めの火で長い時間燃焼させるという点がカーボンフェルト式アルコールストーブの強みなのです。
たった15mlの燃料さえあれば、500ml以上の水を沸かすことが出来るスペック。ここまで燃焼効率がいいアルコールストーブはあまり見かけません。
ソロであれば一食分(フリーズドライ食品の湯戻し、粉末スープ)も作れますし、2人でも主食分の湯沸かしに使える優れものです!
安定感のあるゴトク!

一見不安に感じる3本ゴトクですが、直接足と連動しているため安定感があります。
大きめのクッカー”チタン570FDカップ”にお湯を入れた状態で乗せても全然問題なし!
また、それぞれの足が少しだけ上下に動かすことが出来ます。

これは平らではない地面に対して有効。多少の高低差であれば足ごとに高さを調整できるため、ゴトクを水平に保つことが出来る仕組みです。
小さいのに、本当に頼りになるアルストです!
スタッキングしやすいサイズ!

このアルスト自体、手のひらサイズですので様々なクッカーへのスタッキングが可能。
小さめの”チタン400FDカップ”にも、着火ギア(ナノスパーク)・燃料・風防とともにスタッキングが出来る収納性!
これに入るなら、大体のソロクッカーに対応できます。
気になるところ
火力が弱い

カーボンフェルト式のアルコールストーブ全てに言えますが、火力は弱めです。
特にこのモデルは弱く、とろ火を常に出し続けるアルストとなっております。
お湯を沸かす際も、チリチリとゆっくり沸かすイメージ。
高火力・短時間でサッと沸かしたい!という方には、少し合わないのかもしれませんね。
ウインドスクリーン必須

火が出る位置には、風から遮るものがなく直で影響を受けてしまいます。
また前述した通りとろ火ベースの火力ですので、風の影響で火が消えてしまうことも。
基本的には、アルコールストーブ・固形燃料を使用する際はウインドスクリーンが必須と考えておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
少ない燃料で長時間燃焼する、低燃費のアルコールストーブでしたね!
重量自体も軽く、とてもUL(ウルトラライト)思考。デザインもカッコいいですし!
長期間の山行などで、なるべく燃料を抑えながら使用したいときには必ずコイツを使用します。
アルコール15mlで1食分と分かりやすく、60ml持っていけばシンプルに4食分の湯沸かしが出来るといった、簡単に計算が出来る点も嬉しいですね!

わさび
燃料が多すぎたり、少なすぎたり。。。
アルストの燃料問題ってあるよねぇ~
- 燃焼効率のいいアルコールストーブが欲しい人
- ULなアルコールストーブが欲しい人
一般的なアルコールストーブをご使用の方にも、ちょっと変わった遊び心のあるアルコールストーブとしておススメできます。
優しい火力のチロチロ炎も、とてもかわいいですよ?笑
それではまた!
※このアルコールストーブの購入はBatchstovez公式から
わさび
カーボンフェルト。。。?
アルコールストーブで?