こんにちは!potamikanです。
今回ご紹介するギアは、”モンベル バーサライトパンツ”
レインギア。登山では急な天候の変化などに対応するための必須ギアですよね。
なるべく軽量コンパクトで、必要充分な機能性のモノを探していたところ発見!
使用感や細かいギミックなど、ご紹介いたします!
- このウェアの購入を考えている人
- 軽量なレインパンツを探している人
もくじ
スペック
サイズ | S、M、L、XL |
重量 | 約110g |
素材 | ゴアテックス インフィニアム™ ウインドストッパー® ファブリクス 2レイヤー 表:10デニール・バリスティック エアライト®ナイロン・リップストップ |
収納サイズ | 6×6×9㎝ |
耐水圧 透湿性 | 30,000mm以上 43,000g/m²・24hrs |
※このレインウェアの詳しい内容はモンベル公式から
モンベルの中でも、最軽量モデルのレインウェア”バーサライトシリーズ”のパンツ。
僕が購入したサイズは”L” パンツの上から着用することを考慮して、ワンサイズ上を選ぶといいですよ!
2022年モデルからボトムジッパーが採用されました。
もちろん止水ジッパーで重量がやや増えましたが、着脱が容易になりました。
軽量化のため、ウエストはゴム紐。ポケットや、フロントジッパーもありません。
裾にはコードがあります。
絞ることで雨の侵入を防ぐことが可能。
このパンツは防水透湿素材の”ゴアテックス インフィニアム”を使用。
内側の水蒸気(汗など)を逃がしてくれるため蒸れづらく、シームテープ処理がしっかりされているので防水性・防風性が強いです。
付属品として収納袋。
いいところ
めっちゃ軽量コンパクト!
このウェアの最大の魅力がこの軽量コンパクトさです!
登山をする際、天気予報を確認しても急に天候が崩れることがあります。
だからと言ってレインギアを常に所持していると、結構嵩張ったりして邪魔に感じてしまうんですよね。
そこでこの”バーサライトパンツ”
写真の通り、手のひらサイズに収まるコンパクトさ。重量もたった110g。
これであれば、エマージェンシー用として常に持って行っても邪魔にならないですよ!
靴を履いたまま着れる!
僕が購入したモデルが2022年のモノなので、ボトムジッパーが採用されています。
前モデル(83g)では、より軽量化のためにボトムジッパーすらないタイプでしたので現モデルで利便性がアップ!
靴を履いたまま、レインパンツの着脱が可能になりました。
ボトムジッパーを全開にして
ウエストのほうにひっくり返しながら織り込みます。
パンツの内側に靴が触れないように足を通します。
通したらジッパーを締めて着用完了!
※しかしローカットシューズに限ります。(ミッドカットでやってみましたがキツいです。)
また、モンベルの”サムエシステム”は裾のコードを使用することで機能します。
裾のコードを引っ張り出す。
靴に通す。
好きなパンツ丈の高さまでコードの位置を調整する。
ジップを締める。これにより雨や風の侵入を防ぐことが可能!!
雨が降り出してから、靴を脱いで。。。なんてやってられないからねぇ~
軽量モデルとは言えど、レインパンツなのでこの機能は最低限欲しかったところ。
ちゃんとグレードアップしてくれて嬉しい点ですね!
ウインドシェル代わりにもなる!
素材で使用している”ゴアテックス インフィニアム”は防水透湿性だけでなく、防風性が高いことも特徴の一つ。
そのためウインドシェルパンツの代用としても使うことが可能!
実際に稜線で風が強いときに着用しましたが、寒い時期でなければ全然保護してくれるレベル。
雨が降らずとも、ウインドシェルとして代用できる汎用性は”UL思考”なレインウェアだと思いました。
気になるところ
耐久性が不安
このレインパンツは、軽量化のためにとても薄い生地で作られています。
2レイヤーで、表面が10D バリスティック エアライト・裏地がゴアテックス インフィニアムを使用。
バリスティック エアライトとは
極細のバリスティック®ナイロン糸を高度な技術で織り上げた素材です。充分な強度を備えながらも抜群の軽量性と薄さを実現。
出典:モンベル
なるべく強度を出すように工夫はされていますが、10Dの薄い生地なので枝や岩場に擦れると破れる恐れがあります。
あまりハードに使えるレインウェアというよりは、「もしもの時の雨に使用するレインウェア」なのかなと思いました!
豪雨はキツいかも?
しっかりとシームテープ処理がされていて、耐水圧30,000mm以上となっていますが強めの雨には対応できるのか不安です。
というもの、上述した通りこのレインパンツは「もしもの時の雨に」使用しているため、完全に雨予報の際はしっかりした別のレインウェアを着用しているんですよね。。。
そのため豪雨では使用したことがありません。
しかし小雨程度の雨の中では、約6時間ほどの山行で内側に染みることはありませんでしたよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最低限の雨や風を防いでくれるスペックと、ボトムジッパー採用などによる利便性向上。雨が降らない日でもウインドシェルとして併用も可能。そしてこの軽量コンパクトさ!
凄くULなレインウェアでした!
僕自身、雨予報のときはアークテリクスの”ベータジャケット” ”ベータパンツ”を使用しているのですが、常に持ち運ぶとなるとやっぱり嵩張るんですよね。
雨が降るか降らないか怪しいぐらいのときは、バーサライトパンツをお守り程度に忍ばせておくと本当に助かります。
耐久性と強い雨にはご注意を忘れずにね!
- 軽量なレインパンツが欲しい人
- 汎用性の高いレインパンツが欲しい人
正直、初心者の方にはあまりおススメできないレインウェアです。
なぜならどんな天候にも対応できるレインウェアと違って、必要最低限凌げればいいぐらいのレインウェアだからです。どちらかというとベテランの方やUL思考の方に向いたウェアだと思いました。
もし自分に合ったギアでしたら、是非ご参考にして頂ければと思います!
それではまた!
日本が誇るアウトドアメーカー ”モンベル” やでぇ~