こんにちは!potamikanです。
今回ご紹介するギアは、”福善 打刀16㎝”
ペグって実は重くて、軽くするためにチタンペグや小さいペグなど試してきました。
そんな悩みを解決してくれるペグでしたのでご紹介します!
- このペグの購入を考えている人
- 軽量なペグを探している人
- 小さいけど頑丈なペグを探している人
スペック
サイズ | 全長160mm×幅13.5mm(差し込み部最大5mm)×厚み2.5mm |
重量 | 1本約16g |
素材 | 刃物用ステンレス鋼 (焼入・焼戻処理) |
※このペグの詳しい内容は福善公式から
創業80年の機械器具用刃物メーカーである、”福善刃物工業”がアウトドアブランドとして有名になったは、このペグに始まりました。
刃物製造で蓄積した技術を生かして作られたこのペグは、サイズからは思えないほどの強度をもっています!
円柱状の形が多いペグの中で、このペグの形状は四角柱。
無駄のないスラッとしたデザイン。まるで日本刀!
先端も鋭利というわけではなく丸みを帯びた形状。
地面に打ち込む際に全く問題ないです。
目立たないワンポイントで”打刀 福善作”
渋いねぇ~
サイズは16㎝なので、割りばしより短いです。
いいところ
頑丈!
このペグの素材は”刃物用ステンレス鋼 ” 刃物製造工法と同様の真空熱処理が施された素材。
刀を作るところを想像すると、焼き入れて、出して、金槌で叩いて。。。のイメージがありませんか?そーすることで刀は硬く頑丈に、曲がりにくくなるのです。
そしてこのペグは、それと同じように作成されているということ。
その強度は、先端が潰れにくく直径5.0mmのチタンペグと同等程度に曲がりにくくなっているそうです!
公式も「石が多いところでも気にせずどんどん打ち込むことが可能」って言ってるよ!
また、形状もポイント。
円柱ではなく四角柱になっているため地面への食い込みが強く、どの方向からの力がかかっても地面から抜けづらくなっています。
これならサイズ16㎝でも、ソロテント程度であれば全く問題なく使用することが可能。
ほかにもステンレスなので錆びにくかったり・・・
多方面で見ても頑丈なペグだと思いました!
軽量!
1本あたりの実測値は16.5g。テントを立てるだけで4本の場合、66g
ガイラインも打つとして8本なら132g。とても軽量です!
だけど。。。探せばこれよりもっと軽量なペグなんていっぱいあるよ?
・・・確かに軽量なペグはいっぱいあります。
例えば打刀と似た形状の ”アライテント スティックペグ” こちらは1本10g。
”MSR カーボンコアステイク” 1本5.75g
軽く見ただけでも打刀に比べ、圧倒的に軽量なペグは豊富にあります。
しかし、ここでの差というものが”頑丈さ”
どうしても軽量化されたペグは、耐久性とのトレードオフを考えなくてはなりません。
上記した”スティックペグ”はアルミで出来ており、岩場で使用すると簡単に先端が潰れてしまいます。”カーボンコアステイク”はカーボンですが、使い続けるとすぐに破損してしまうのです。
また、より軽量なVペグ等も地面との相性を考えなければ使いづらく、使い分けが必要に。
そんななかこの打刀は超軽量ペグに比べ、重量がやや増える代わりにどんな地形にも合わせて使用することが出来るのです!
そういった意味で機能性に対してみれば、このペグも軽量だと思います!
コンパクト!
僕はこのペグを購入する際に、同メーカーのペグケースを一緒に購入しました。
その収納方法は、写真のように4本ずつを重ね合わせ逆さの状態ではめ合わせて収納する。
これが非常に美しくコンパクトになってくれます!
よりULにするならケースはいらないかな~
輪ゴムかそのままとか!
ペグ自体も16㎝と小さいので、空いたスペースに入れることが出来るコンパクトさ。
※特にパランテのバックパック(ウルトラライト・デザートパック)は、バックパックにペグ用ポケットが付いていて便利!
軽量さ・コンパクトさの両立ができたペグだと思います!
気になるところ
16㎝はソロテント用
このペグは長さが16・20・28㎝と3種類あります。
今回ご紹介しているペグは16㎝になりますのでとても短いです。
完全なるソロテント用のサイズ感ですので、ファミリー用にとお考えの方がいましたら間違いなく28㎝のペグを購入しましょう。
16㎝では大型テントを抑えることは出来ませんのでご注意を!
まとめづらい
すごく細かいことをいうと、ケースに収納する際に、写真のようにまとめるのが困難です(笑)
角にバリなど全くなく、非常に綺麗な加工がされていて表面がとてもツルツルなのです。
重ね合わせる際に何度となく滑り落ちたりするので、これが少しストレス。。。
それから僕はケースを使わず、ペグをハダカの状態で持ち運んでいます!
そっちの方が、よりULですし面倒くさくないことに気づきました(笑)
引き抜きづらい
このペグは形状が四角柱です。
そのためしっかり地面に食い込んでくれる半面、引き抜くときが少し大変です。
公式では、「もう一つのペグなどを使用して、回転させると簡単に引き抜くことが出来る」とのことですが、まぁそこそこ力が必要。
円柱型のペグやV・Y・Xペグと比べてしまうと、圧倒的に引き抜きにくいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「軽量さ・頑丈さ・いろんな地面への適応力」のバランスがとてもいいペグだなと思いました!
またデザインも美しく、作り方まで日本刀と同じ工程を踏むとは。。。
こだわりがすごいでしゅ
- 軽量なペグが欲しい人
- どんな地面にも対応できるペグが欲しい人
- ソロテント用のペグを探している人
もちろんキャンプだけでなく、登山でのテント泊にも使用できます。
ペグは形状や素材、長さなどいろんな種類が多く迷ってしまいますよね?そんな方々に、まず購入しても失敗がないペグとしておススメできるペグでした!
是非気になった方は、このペグを使用してみてはいかがでしょうか?
それではまた!
※このペグの詳しい内容は福善公式から
それでも嵩張るし重いし、一番不安なのがテントを支えられるかという問題。