こんにちは!potamikanです。
いざ徒歩キャンプ!とULバックパックを購入したは良いけど、「どーやってギアを収納すればいいの?」となられている方がいると思います。
実はULバックパックは普通のバックパックと少し違うので、収納するコツがあるのです!
今回は、その方法をご紹介していきます!
- ULバックパックのパッキングの注意点が知りたい人
- ULバックパックのパッキング方法が知りたい人
山と道公式にパッキングについての記事もあります。
もくじ
パッキングの注意点
ギアを適当に入れない
ULバックパックの特徴は、”仕切り、フレーム、背面パッド”がなく軽量な素材で作られているところです。
そのため、ギアを雑多に入れてしまうとバックパックの形のバランスが崩れたり、背面側に不快感が出てしまったりします。
しっかりとそれを意識した、ギア収納が必要になります。
ギアを入れる順番を気にする
上記の通り、ULバックパックは仕切りがない(一気室)タイプがほとんどです。
そのため、一番底に入れたギアは全て取り出してからでないと出すことができません。
出来るだけバックパックの下側には、目的地に着いてから取り出すような“使用頻度の低いギア”を。
また逆に上側には、何度も取り出して使用するような“使用頻度の高いギア”を収納するように心がけましょう!
重量を増やしすぎない
ULバックパックは、とても軽量な素材を使用していてフレームレスということもあり、耐久性が劣るものもあります。
また基本的な容量も”30~40L”サイズが王道。
普通のバックパックと思って、入れたいだけギアを入れてしまうと重量オーバーで破れなどが起きてしまうかもしれません。
- 30L:約9㎏以下まで
- 40L:約15kg以下まで
※あくまで目安です。もっと多いモノ・少ないモノもあります!
収納するギアの順番
今回のパッキング例として使用するULバックパックは
”ハイパーライトマウンテンギア ジャンクション2400”です。
- 容量:40L
- 重量:908g
詳しくはこちらの記事から!
①背面パッドになるもの
背面パッドがないものが多いので、バックパックの背面側にパッドの代わりになるギアを収納するのが基本です。
まずは背面に沿わせるように収納しましょう!
オススメのギアが”エバニュー FPマット“!
②パックライナー
バックパック内のギアを濡らさないためにも、パックライナーを使用することをオススメします。
エスケープヴィヴィなどで代用も効きますが、バックパックの容量に合わせたビニール袋でも十分です!
底に入れて広げ、濡らしたくないギアを入れます。
③シュラフ
次にバックパックの底に入れるギアは”シュラフ”です。
理由として、シュラフはバックパックから一番最後に取り出すギアだからです。
そしてオススメする入れ方は、収納袋から取り出してシュラフのままバックパックに入れる!
そうすることで、バックパックの底に無駄な隙間をなくすことができます。
収納袋で入れると、底の四隅に隙間ができるもんね〜
わざわざ収納袋に入れる手間も省けます!
※濡らしたくないギアをパックライナーに入れたら、パックライナーの入れ口を丸めながら底に押し込みます。
少しわかりづらいですが、シュラフを押し込むことでバックパックの底が綺麗な形になります!
④マット
次にマットを入れましょう。
こちらも目的地についてから使用するギアなので、下の方に収納します。
ここからは、積み木のように収納していきます。
⑤着替え
スタッフサックに収納した着替えです。
持っていく場合は、目的地で出しますので下の方へ。
柔らかいので形を変えて収納できます!
わさび
形が綺麗になるようにバックパックの前側に入れてるよ!
平らになるように詰めると、後々が楽になります!
⑥調理器具(クッカー等)
空いた隙間に調理器具(クッカー)を収納します。
この中に”ガス缶・バーナー”もスタッキング済み!
とりあえず隅の方へ。。。
⑦小物類(ランタンや充電器など)
小物類(ランタン・充電器)も基本的には使用頻度が低いものが多いですので、空いた隙間の下側に入れましょう。
⑦テント
テントはなるべくバックパックの上側でいいと思っています。
理由として、目的地に着いてまず始めるのが設営だからです。
バックパックを開けて、すぐ取り出せる場所にあるとスムーズに行うことができます!
ここでまた、平らになるように収納しています。
⑧すぐに使いたいギア(ファーストエイド・レインウェアなど)
最後にすぐ取り出して使いたいような、使用頻度の高いギアを収納します。
怪我した時のファーストエイドや、突然の悪天候に対応するレインウェアなどは、パッと出してすぐに使用したいギア。
これを下の方に収納してしまうと、とても不便になります。
最低限のギアを収納するとこれぐらいになりました。
まだまだ余裕がありますので、追加で持っていきたい人はもう少し入れてもいいでしょう!
わさび
おわりでしゅ!
パッキングの外付け
ULバックパックの外付けでは、バックパックに入り切らなかったギアや、もっと使用頻度の高いギアを収納します。
メインポケット
ULバックパックは、大き目なメインポケットが付いてくれているものが多いです。
- テーブル
- グランドシート
- 手ぬぐい
とても大きいので、何も考えずともなんでも入ります!
サイドポケット
左右にサイドポケットが付いているのも主流。
- ウォーターボトル
- テントポール
- トレッキングポール
- ペグ
無難に長細いものを入れるのに使いましょう!
コンプレッションベルト
中にはコンプレッションベルトが付いているULバックパックもあります。
- チェア
- ロールマット
大き目なギアで、バックパックに収まらないものを取り付けるブースト的役割になります!
パッキング後
外付け前
全体的にバランスよく綺麗な形でパッキングできました!
わさび
形も意識しながら収納すればうまくできるよ~
外付け後
これで完全に終了です。
スッキリまとめたい人は、バックパック内にまだ入りますので、外付けを減らしてもよさそうです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ULバックパックのパッキングについて、なるべく細かく書くように意識しましたがお伝えできたでしょうかね?(笑)
- シュラフはできるだけ押し込む
- 形を変えやすいギアは隙間に入れる
- 使用頻度が低い順に下からパッキングする
- 所々で平らな箇所を作る
- パズルのようにギアを入れていく
以上5点を意識的に行えば、基本的なULバックパックのパッキングはできるようになると思います!
わさび
ここ!テストに出るから覚えときなさい!!
是非参考にして頂けたらとても嬉しいです。
それではまた!
流れが分かれば、簡単にできるようになるって~