こんにちは!potamikanです。
今回ご紹介するギアは、”NEMO Tensor Extreme Conditions”
ニーモのエアマットはUL界隈でもとても人気ですよね?
数あるモデルの中でこちらは、R値が驚異の8.5!!
何度か使用したのでレビューしていきます!
- このマットの購入を考えている人
- 冬用の軽量マットを探している人
- 快適なエアマットを探している人
スペック
使用サイズ | レギュラーマミー:183×51cm レギュラーワイド:183×64cm |
収納サイズ | レギュラーマミー:25.5×φ10cm レギュラーワイド:27×φ11cm |
厚み | 9㎝ |
重量 | レギュラーマミー:472g レギュラーワイド:625g |
素材 | トップ:ブルーサイン認証 20Dリサイクルナイロン ボトム:ブルーサイン認証 40Dナイロン |
R値 | 8.5(4シーズン用) |
※このマットの詳しい内容は、NEMO公式から!
ニーモの厳冬期用マット「テンサー エクストリームコンディションズ」
表側が黒く、裏が黄色と、カラーがとてもオシャレですね!
バルブの開閉がしやすく改良されていました。素材感も高級感が増し、よりフラットな作りになっていました。
前のモデルは逆止弁のフタだけ取ろうすると、2つとも取れてしまうということが多々あったので嬉しい点です!
膨らますと生地感しっかりめで、厚み9㎝の贅沢なマットになります。(※画像はエバニューの400カップと比較しています。)
パンパンに膨らますことが出来るので、底付きの心配はなさそうです。
付属品には、ベルト、収納袋、エアポンプサック、リペアキットです。
収納袋は、従来より少しタイトになったイメージです。
いいところ
驚きの暖かさ!
今まで僕は冬用マットとして「ニーモ テンサーアルパイン」を使用していました。こちらも、R値4.8と完全厳冬期用のマットでした。
R値8.5。あまりに大きな数字のため、もう何がどう違うのかわからないのでは?と思っていましたが、実際に寝ころぶとすぐに違いを実感します。
1分もしないうちに背中がホカホカとしてきます!
テンサーアルパインとの違いとしては、内部にある断熱フィルムを+1している点と1枚のクッションになっている点。
2枚のクッションの構造だったものが1枚になり、断熱フィルムを増加しているので結果として熱反射の干渉が減るため、より暖かくなるのだと思います。
また、その暖かさは睡眠の質向上にもつながりました。今までのマットでも充分の暖かさでしたが、今回のマットは自分が発している熱をしっかり反射しているのが分かり、大げさに言えば電気毛布が下にあるイメージです(笑)
それからは冬のテント泊でも疲れがあまり残らなくなりました!
わさび
シュラフだけじゃなくて、底の暖かさって大事と改めて感じたらしいで~
それでいて、テンサーアルパインより3g軽くなっているという。。。
完璧に上位互換のマットでした!
エアマット特有の悩み解消!
1つ目が、エアマットのカサカサ音。
ニーモのマットの多くは、ダウンジャケットのような「バッフル構造」を採用しています。
前モデルと同じく、内部の断熱フィルムが均等に吊り下げられた作りになっているので、寝返りなどをとってもエアマット特有のカサカサ音がしません。
よくある冬用マットは、断熱メンブレンがマットに直で溶着されているため寝返りなどで擦れた際に音が鳴ってしまうのです。
わさび
これでエアマットの悩みが1つ解消。
2つ目が、柔らかすぎるフカフカ感。
この点は、良い!と言われる方もいると思いますが、柔らかすぎて腰が沈んでしまうと疲れが取りづらい睡眠につながります。
特にエアマットは、柔らかいので腰痛の方を悩ませる内容でもあります。
しかしこちらのマットは、「バッフル構造」であるのとともに、パンパンの膨らます事が出来る生地の厚みを持っています。そのため、家のベッドと遜色ないほどに固めの反発力を生ませることが可能です。
もちろんワンタッチで空気の調節もできますので、それぞれのお好みに調整できる点もgood!
わさび
2つ目解消!
3つ目が、穴あきの不安。
もちろん注意が必要です。ただ、ボトムに40Dナイロン、トップに20Dリサイクルナイロンと穴あきの不安がある底には厚い生地を使用しているため、石や尖った枝などに注意すればグランドシートなしで地面に敷ける頑丈さを持っています。
生地が厚いとはいえ、肌が触れる面はとても柔らかく肌触りがいいため全く持って支障なし。
わさび
これで3つ目?
大きく3つですが、細かいことを言えば、ポンプサックがあるので楽に膨らます事が出来る点。今や標準装備のリペアキットもあるので、もしもの時に安心です。
このマットに限らず、ニーモのエアマットは総じて悩みが解消された、よく考えられた作りになっています!
価格が破格!
本来R値8.5となると非常に高スペックなので、他ブランドでは金額がとても跳ね上がります。
例えば、サーマレストになると「ネオエアー Xサーモ (R値6.9)」
公式の金額は”44,000円”
エクスペドの「Ultra 7R (R値7.1)」
公式の金額が”36,600円”
そして今回のマット、「ニーモ エクストリームコンディションズ」
公式金額が”35,200円”
重量も軽く、R値のスペックだけで言えばこの中で1番でありながら価格も1番安いのです!
冬のテント泊に挑戦となると、ギアの新調が必要になる場合が多いです。
少しでもお金を抑えたい方に味方のマットですね!
気になるところ
現在日本では買えない?
現在、こちらを購入するには海外からの輸入が必要みたいです。
一度だけ取り扱ったのか、僕はヨドバシに置いてあったものを購入しました。
色々調べてみましたが、どこも売り切れで再度入荷する感じでもなさそうです。
もしかしたら、来シーズンには日本でも正式に取り扱うかもしれませんね!
夏は暖かすぎる
贅沢な悩みですが、季節によっては暖かすぎるかもしれません。
夏の使用はまだありませんが、多分暑くてマットから避難してしまうかも(笑)
4シーズンとは記載されていますが、秋~冬用のマットですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今までのニーモの最大R値マットは、「テンサーアルパイン」でしたが、それを大きく超えるマットの登場。
もともとのエアマットの悩みを解消する作りはそのままに、素材や構造をアップデート。
スペックも遥かに向上したうえに、まさかの重量も軽くなるという謎現象も起きています(笑)
実際の寝心地も、僕自身固めのマットが好みなので高反発な張りのあるマットはとても気持ちが良いです。肌触りも良く、寝返りをしても音が静かなので睡眠の邪魔をしません。
極めつけは金額の安さ。もちろん安くはありませんが、同スペックのマットはもっと高価なものばかりですからね!
わさび
マットブランドの競争がはげしいね!
- 冬でも安心して睡眠がとれるエアマットが欲しい人
- なるべく安めの冬用エアマットが欲しい人
- 軽量なエアマットが欲しい人
用途として冬キャンプから、登山でのテント泊、のちのちに冬山テント泊なども視野に入れることができるため、長く使うことが出来るマットになります。
もし気になりましたら、是非チェックしてみてください!
それではまた!
とんでもねぇ~