こんにちは!potamikanです。
キャンプでの就寝には欠かせないモノのひとつが”マット”だと思います。
だけどマットも大きく分けたら3種類あり、どれがいいのかわからない!
今回は、そんなお悩みのためにそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します!
自分に合ったマット選びの参考になればうれしいです!
- キャンプで使うマットの種類
- それぞれのメリット・デメリット
もくじ
マットの3種類って?
まず、キャンプで使用されるマットは大きく分けて3種類あります。
- ウレタンマット
- インフレーターマット
- エアマット
それぞれメリット・デメリットについて簡単に表にしました!
種類 | 快適性 | 収納性 | 使い勝手 | 価格 | 重量 | R値 |
ウレタンマット | △ | △ | ◎ | ◎ | ◎ | △ |
インフレーターマット | ◎ | △ | 〇 | 〇 | △ | 〇 |
エアマット | 〇 | ◎ | △ | △ | ◎ | ◎ |
ひとつひとつの詳しい説明は、下記に書いていきます!
R値とは?
まずその前に”R値”とは何だろうという話をします。
簡単に説明すると、地面からの冷気をシャットアウトできる性能を数値化したものになります。
R2以上で3シーズン、R4以上から冬に適しているマットということになります。
実際に僕の経験上、冬キャンプをする場合はR4以上のマットであれば問題ありません。
しかし、雪中キャンプや冬登山をする場合はR6以上(厳冬期用)のスペックを持ったマットが必須になります。ご注意を!
また、R値は足し算することができます。
例えば”R2”のマットの下に”R2”のマットを敷き、2重にしたとき”R4”の性能になるということです!
高価な冬用マットを購入せずとも、安価なマット2つで代用が効くということになります。
ウレタンマット
まずはウレタンマットからご紹介していきます!
メリット
- 価格が安い!重量も軽い!
- 穴あきなど気にせずガシガシ使える!
- 折り畳み式で設営・撤収が簡単!
- 就寝マット・座布団の2通り使用できる!
なんといっても価格の安さ!ほかの2つに比べると一番安いと思います!
そして折り畳み式のマットになっているため、簡単に設営・撤収ができて、広げ方によって座布団にすることもできるという一つで二役を担うギアでもあります。
また広げて使用するシンプルなマットなため、穴あきなど気にする必要もなく、多少テキトーに扱っても大丈夫という使い勝手の良さもいいところです!
デメリット
- 寝心地がちょっと悪い
- 荷物としてかさばる
- R値が低め
やはりほかの2つに比べてしまうと、どうしても寝心地は劣ります。
サイズも折り畳んだ状態が一番小さい形になるので、コンパクトにはなりません。
R値については、キャンプテンスタッグのマットには表記がないですがほかのメーカーも調べると、平均して約R2程度であるみたいです。冬に使用するときは、これ1つでは少し底冷えしてしまいます。
インフレーターマット
インフレーターマットとは、中にウレタンが入ったエアータイプのマットです。
↓このマットの詳細はこちらの記事から!
メリット
- 寝心地最高!マットレスみたい!
- 弁を開けると半自動で膨らむ!
- モノによってはとてもコンパクトになる!
インフレーターマットの魅力は、エアマットとウレタンマットのいいとこどりをしているところです!
ほかの2つに比べて一番寝心地がいいと個人的に思います!!
弁を開けると、中のウレタンが空気を含み厚みが出るため半自動でマットが完成します。お手軽!
また、モノによっては500mlペットボトルぐらいになるぐらいコンパクトなマットもあるので、バックパックキャンプなどにも向いています!
デメリット
- 穴が空いたらおしまい。(使用時に気を遣ってしまう)
- どこまでいっても半自動、最後は自分で膨らますのが手間。
- 2つに比べると重い
- 片付けがやや難しい
空気を入れるマット全般に言えますが、穴が空いたら終わりです…
ウレタンマットのようにラフには使えず、気を遣って使用しなければいけません。
そして弁を開けても完全なとこまで膨らみません。最後は自分で膨らませる必要があるので少々手間になります。
また撤収時には、中の空気をしっかり抜いてからではないと、もとに入っていた収納袋に入らなくなります。この空気の抜き方もコツがいるので最初は大変かもしれません。
エアマット
エアマットとは、エアーのみで膨らむタイプのマットです。そのため一番軽量です。
メリット
- めちゃめちゃ軽量、コンパクトになる!
- 寝心地もフカフカ!
- R値が高めのモノが多い!
エアマットは、やはり収納時のコンパクトさが魅力です!
モノによっては、500mlペットボトルよりも小さく軽いマットもあります。
このコンパクトさが、登山をする方やUL思考の方がエアマットを選ぶ大きな理由の一つです!
寝心地もよく、R値が高めに設定されているモノが多いため、冬にも対応できるマットになります。
↓僕が使用しているマットについてまとめています!
デメリット
- 穴が空いたらおしまい。
- 空気の出し入れが全て手動
- 寝返りで、ややガサガサ音
- 高価なものが多い
こちらもインフレーターマットと同じく穴が空いたら終わりです。
空気の出し入れもインフレーターマットとは違い、全て手動ですることになります。
また寝返りを打った時、ガサガサと音がしてしまうことがあります。
ただ高価なものであれば、手動式のエアーポンプ付きであったり、ガサガサしづらい素材で作られたマットになるので、デメリットは軽減されます。
※今は軽量コンパクトなエアーポンプも安価に手に入るので、そちらを購入されると手動の空気の出し入れもなくなります!
コットという手も!
キャンプでの就寝に使用するものとして、マットをご紹介してきましたがそのマットを差し置いて、最強の寝心地なのは”コット”です(笑)
金額面は高くなり、収納サイズも大きく、設営・撤収に時間もかかりますが”オートキャンプ”であればなんの問題もないと思います。
金額や収納サイズを気にせず、一番の寝心地を求める方はコットを強くおススメします!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は3種類のマット、それぞれのメリット・デメリットを記事にまとめました!
キャンプの就寝は、その日のキャンプが楽しかったか、そーではなかったかを左右するレベルで大事なものになります(笑)
- ウレタンマット
破損など気にせずガシガシ使いたい人
座布団としても使いたい人
価格を抑えたい人
- インフレーターマット
寝心地を大事にしたい人
使い勝手・価格・R値などバランスの良いマットにしたい人
- エアマット
軽量コンパクトにしたい人
冬にも使えるスペックも求める人
- コット
マット以上の寝心地を求める人
金額もピンキリなのでお財布と相談して、自分に合ったタイプを見つけてください!
それではまた!