こんにちは!potamikanです。
今回ご紹介するギアは、”VARGO Titanium Bot 1Ⅼ”
今までのクッカーには見られなかった機能が詰まっていて、驚きの3役をこなすクッカーになっております。
思った以上に使いやすく、ULらしいクッカーでしたのでレビューしていきます!
- このクッカーの購入を考えている人
- 荷物を減らしたい人
もくじ
スペック
サイズ | 約105 x 160 mm |
重量 | 約133g |
容量 | 約1L |
素材 | 本体:チタニウム パッキン:シリコン |
※このクッカーの詳しい内容はVARGO公式から
チタンと言えば、日本では”エバニュー”が有名ですよね。0.3㎜厚に加工してため超軽量な特徴があります。
アメリカ発のチタニウムギアを扱うブランド”VARGO”は、厚みのあるチタンを使用しているので軽量でありながらとても堅牢な作りというバランスの良さが強み。
メモリは300ml~900mlで100ml単位で付いています。
開口部はスクリューになっていて、フタを回すことで開閉できます。
フタにはパッキンが付いているので、カッチリ閉めることが可能!
バーゴ特有のくすんだチタンカラーは無骨感があり、とてもカッコいいです!
いいところ
3つの使い方ができる!
まず1つ目は、普通のクッカーとして使用できます。
一番オーソドックスというか、そのためのギアですからね(笑)
僕が使用している1Lサイズはなかなかの大きさで使いづらく思われがちですが、開口部も大きいため食べたり飲んだり注いだり。。。がとてもしやすいクッカー!チタン製でシリコンも耐熱性なのでそのまま火にかけることもできます。
縦に長いのでパスタや素麺、棒ラーメンなども茹でやすく山ご飯のレパートリーを増やすことも可能です。
2つ目がウォーターボトルとしての使用方法です。
このクッカーのフタはシリコンのパッキンが付いていて、強めにギュッと締めることが出来ますので多少逆さにしたり揺れたりしても中身が漏れることなく持ち運ぶことが可能。
そのため今まで、「クッカー・ウォーターボトル・浄水用ボトル」だった荷物が「クッカー兼ウォーターボトル・浄水用ボトル」と1つ減らすことが出来るのです!
この恩恵はUL思考の方にはとてもおススメの内容ですね。
最後は、フタがコップになります。
底が深いフタで、約200mlの容量がありますのでコップとして使用することが出来るのです!
別でコップを準備する必要がなくなるので、より荷物の軽量化をすることが可能。
わさび
これ1つで、クッカー・ウォーターボトル・コップ。
3役こなすギアなのか!!
実際に使用すると汎用性が高く、使いやすさを実感するクッカーなのでとてもおススメです!
洗うのが簡単!
クッカー調理の山ご飯を持っていくとき、気になるのが食後のクッカーの汚れ。
日帰りならそのまま持って帰ればいいですが、何泊かする山行だといちいちウェットティッシュで拭いたりと面倒ではないですが?
わさび
汚れが残ってると次の時に匂いが移ったりするしなぁ。。。
しかしこのクッカーは前述した通りフタがガッチリ閉まるので、少量の水を入れて上下に振ればある程度の汚れは取れてしまいます!
これがとても楽です。ガサツな僕にはピッタリな機能(笑)
今まで拭き取って出たウェットティッシュのゴミも減らせますし一石二鳥です!
メモリが細かい!
このクッカーは、内側サイドに300ml~900mlのメモリが100ml単位で掘られています。
他ブランドのクッカーは200ml単位だったりしますが、この100ml単位と細かいメモリが非常に便利です!
ソロであればザックリ一度の湯沸かしで300~350ml、2~3人なら600~900mlぐらいと計算してもこの細かいメモリなら綺麗に分割することが可能です。
わさび
100ml単位ってことは、だいたい50mlがメモリとメモリの間ってこと!目検討でも出しやすいね~
ちょっとしたことですが、水や燃料を無駄なく使えることにもつながりますよ!
気になるところ
お湯を運ぶのは非推奨
このクッカーはチタン製ですので熱いものを入れることが出来ますし火にかけることも可能ですが、熱い状態のお湯などを入れたままフタをすると開きづらくなってしまいます。
詳しくは分かりませんが、クッカーの内圧が下がって開きづらくなってしまうということなのでしょうか?
実際に開かなくなった時は、フタに付いているパッキンを平べったいモノか細長いモノで持ち上げると「シュー」と音が鳴って開くようになります。
基本的には冷たいものを入れてフタをするといいのかなぁと思いました。
ハンドルがない
今回のクッカーはあえてノーハンドルのモデルを選んでいますので付いていません。
しかし流石に火にかけたクッカーは持てませんので、カーボンフェルトを使用して持てるようにしています。
他にもハンドリフターを使用したり、なにかしら持ち上げるために必要になってしまいます。
これを手間と感じる方は、ハンドル付きのモデルをおススメします。
実はハンドル付きであれば、700ml容量のモデルもあります。
丁度いい容量ですので、万人受けするのはこのクッカーですね!
火にかけるときは注意!
1つ注意が必要なのが、火にかけるとき。
フタに蒸気口がないので、フタをした状態で火にかけると非常に危険です。最悪はフタが吹っ飛ぶかもしれません。
メーカー公式でも「火にかける際はフタを逆さに重ねること」を記載していますし、確かにフタを逆さに重ねると若干ゆとりがある感じのフタになります。
これは使用上の注意として、本当に気を付けないといけないところですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
クッカーでありながら、ウォーターボトル・コップの1つで3役こなすゴリゴリのULギアでした!今までウォーターボトルが省けるっていうのがなかったので驚きです。
大きさの割には不便に感じることもなく、むしろ使い勝手がいい。
また、エバニューと違い頑丈なので雑に扱っても壊れず長く愛用できる点もgoodですね!
わさび
まぁでもなかなか思い切った使い方をするから、玄人ULハイカー向けかなぁ~
- よりULにしたい人
- 軽量で大きめのクッカーが欲しい人
今までにないタイプのクッカーでした。
バーゴの取扱店舗はヨドバシカメラだったり身近にありますので、気になりましたら是非お手に取って確かめてみてください!
それではまた!
よりULにしたい人には、とてもおススメのクッカーやで!